ひゃくにんのおとうさん」 11歳のお子さんに読んだ みんなの声

ひゃくにんのおとうさん 作:譚小勇
絵:譚小勇
作:天野祐吉
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:2025年04月03日
ISBN:9784834021233
評価スコア 4.43
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  • 100人いたら怖い

    タイトルが種明かししているので、どのような展開でお父さんが100人になるのか気にしながら読みました。
    ものが100倍になる魔法のかめ。
    良い人が使ったらどうなる、欲張りが使ったらどうなる、昔話の定型路線ですが、かめが道具になっているところに面白さを感じました。

    ろうそくを落としたら100倍の炎、水をかけたら大洪水。
    で、お父さんが落ちたら…、立派なオチです。
    100人のお父さんがいたら怖い。だって、消えないんでしょ。
    息子が100人いたら…、奥さんが100人いたら…、怖いよ〜。

    お話が終わった後いろいろと考えてしまうのですが、地主さんの家庭はどうなったんでしょうか?
    かめはその後どうなったのでしょうか? あんなに大きな口を開けているのだからいろいろなものが入ったことでしょう。
    「こんなかめがあったら、良いことに使っても社会は崩壊するのだぞ」などと、講義口調になりそうになるところをぐっと抑えて、余韻を楽しみました。

    投稿日:2010/01/31

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  • また、誰かに拾われるのかしら?

     働き者の若夫婦が手にした瓶。
     それによってもたらされた百の笠。
     この二人どうするのかと思ったら、 
     う〜〜〜感動。
     そのつぎに手にした百のもの。
     今度は売るんだろうなと思ったら、
     なんて優しい善良の固まりのような夫婦。
     とウルウルしていると、やっぱり出てきた悪者ども。
     悪行の報いのページでは、恐ろしいほど小気味よい気分で読んでいました。
     私って残酷なのかも。
     
     最後の報いは笑えますね。
     百人がお屋敷いっぱいにいる様子。
     広いお屋敷のはずが、息苦しそう。
     
     それにしても、捨てられた瓶。
     また、誰かに拾われるのかしら?(笑)

    投稿日:2010/01/08

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