新刊
はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

  • 笑える
  • びっくり
新刊
ふるかな ふるかな?

ふるかな ふるかな?(評論社)

雨はふるかな ふるかな? まだかな まだかな?

  • かわいい
  • ギフト

しろいゆき あかるいゆき」 大人が読んだ みんなの声

しろいゆき あかるいゆき 作:アルビン・トレッセルト
絵:ロジャー・デュボアザン
訳:江國 香織
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1995年
ISBN:9784892388446
評価スコア 4.32
評価ランキング 19,894
みんなの声 総数 18
「しろいゆき あかるいゆき」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

大人が読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

4件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 純白な雪

    雪の舞降りるのを静かに待っているようなそんな穏やかな気持ちになれる絵本だと思いました。登場人物もお百姓さん、郵便やさん、お巡りさん、お巡りさんの奥さん、子供たちと夫々の思いで語られています。雪って純白なイメージがあり、雪で困ることなど想像できないで憧れさえ感じている私なのですが、年末の大雪で立ち往生して目的地まで辿り着けない苦い体験をした私でした。でも雪が降ると純白な眩しさで、雪明りで明るくなれるのも気持ちまでが明るくなれるのがいいなあって思いました。春を告げる喜びで結ばれているのもいいなあって思いました。

    投稿日:2011/05/29

    参考になりました
    感謝
    1
  • それぞれのキャラクターたちが感じる雪

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    冬らしい絵本でした。
    後書きで作者も書いていますが、
    絵本の中には「雪を感じる」キャラクターとして、
    郵便屋さん・お百姓さん・おまわりさんとおまわりさんの奥さん、雪の大好きな子どもたちと、動物代表でうさぎが登場し、
    ページをめくるごとに。それぞれの思いや雪のために変化する仕事を描いてくれています。

    絵本は活字がやや大きめで大変読みやすいです。
    絵もはっきり描かれているので、大勢いる場所での読み語りにも向いています。
    お話会で使うなら、やはり雪の降りやすい今の季節にお薦めです。
    こういう絵本に年齢の上限は、あまりないように思います。

    投稿日:2010/02/06

    参考になりました
    感謝
    1
  • たったの30ページで冬の始まりから終わりまでを描ききっています。
    そこでは事件もおきません。
    吹雪はありません。
    「ゆうびんやさん」と「おひゃくしょうさん」
    「おまわりさん」とその「おくさん」。
    「こども」たちに「うさぎ」
    それぞれの雪との接し方をひたすら小さく積み上げていきます。

    例えば雪が降る予感を感じ取るときのそれぞれの書き分け方。
    「おひゃくしょうさん」が感じる雪の降る予感は「ゆきのにおい」です。
    「おくさん」はつま先の持病、「うさぎ」たちは「ふるのを しっていま」す。
    そして「こども」たちは雪が降るのをひたすら待つばかり

    灰色をベースにした絵なのに、肌の赤い人たちのせいか暗くはなく、
    帰って静かな冬を感じさせてくれます。

    この絵本をよむときは、テンポを守ってゆっくり読んでください、と
    絵と中身が教えてくれている気がします。
    自分が思っている2倍の速さで読むことができたら、きっとその人はプロの読み手になれる気までしてきます。

    江国香織さんの訳もところどころ体言止めや行替えを多用して
    絵本を読むテンポを指し示してくれます。
    出版は1938年。70年以上経っても色あせない絵本です。

    投稿日:2008/09/20

    参考になりました
    感謝
    1
  • 1947年生まれの絵本の名作

    一般書と絵本であれば、どちらの方が作品として長生きするだろうか。
     一般書の場合古典と呼ばれて長く読み継がれる作品がある。絵本の場合、古典という呼び方はあまりしないが、親子三代にわたって読まれている作品があることも確かだ。
     アメリカで生まれたこの絵本もそんな一冊だろう。
     何しろ初めて出版されたのが1947年、つまり第二次世界大戦が終わってわずか2年のこと。
     日本でいえば、団塊の世代が生まれ始めた頃だ。
     そして、その翌年にはこの絵本はコールデコット賞を受賞している。

     実はこの作品を読むまではそんなことは知らなかった。
     ある書店でこの絵本が「面陳列」(表紙を見せて陳列する方法)していて、てっきり新しい絵本だと思って読んだのだが、それが自分の年齢よりも長く読み継がれていた作品だったことに驚かされた。
     同時にそんな絵本を「面陳列」までした書店員さんのセンスに感心した。

     この絵本に登場するのはお百姓さん、郵便屋さん、おまわりさん、しっかり者のその奥さん。そして、雪が大好きな子どもたちにうさぎたち。
     彼らは雪が降り始める気配をそれぞれ違った方法で感じる。
     例えば、お百姓さんなら雪のにおいから、しっかり者の奥さんは雪の前には足のつまさきが痛むといったように。
     この絵本の素晴らしいところは、こんな風に登場人物たちそれぞれが固有の世界を生きていて、それを感じることができるということ。
     まるで重厚な長編小説の味わいを感じる、そんな絵本の名作だ。

    投稿日:2020/01/26

    参考になりました
    感謝
    0

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「しろいゆき あかるいゆき」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • まめぞうのぼうけん
    まめぞうのぼうけん
    出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
    ひとりぼっちの 小さな まめぞうは、大きな海へ とびだしました! 繊細な切り絵の世界は素敵です。


人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

みんなの声(18人)

絵本の評価(4.32)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット