擬音語と擬態語だけで表現されている不思議な絵本です。きれいなグラデーションの空と地面だけの世界に突然、地面が「もこ」と盛り上がるところからお話は進んでいきます。最後はまた「しーん」という世界から「もこ」という世界にうつりゆくように、連続性を秘めた絵本です。
娘は、この連続性を知っているのか、無意識なのか、読み終わっても繰り返し繰り返し、読むことを望みました。毎回、続けて5回以上は読まされます(笑)
大人には、理解できない不思議な世界を子どもは感じ取っているんでしょうね。想像力が無限に膨らむ絵本です。