あるところに、「ゆめぎんこう」という、お客様の夢を買って夢のアメに変え、そしてそれを売るお店があります。
そのお店の主人は、ぺんぺん。
夢を食べるバクのもぐもぐと一緒に、お店を切り盛りしています。
ところでぺんぺんは、この仕事があまり好きではありません。
とても怖がりなので、夢を買うために夜出かけるのが嫌ですし、買いに行った夢が怖ーい夢だったら嫌だからです。
そんなある晩、夢を買い取りに行くと……。
少し切ない絵本です。
でも、心がぽかぽかする絵本です。
読後数日の間は、この絵本のことを折に触れて思い出すかもしれません。