絵本にはよく「くまさん」が出てきますが、
これは家族で「熊狩り」に出かける珍しいお話です。
見開きのページに、テンポ良く同じフレーズが6回も繰り返されるので
子供もすぐに覚えちゃいます。
でも本当に面白いのはその後のクマが登場してから。
大慌てで逃げる家族に、それを追いかけるクマ。
ページの構成もここで一挙に数コマで描かれていて
スピード感も抜群!
読んでいるこちらも自然に早口になっちゃいます。
最後に家に入れなかったクマが帰って行くのですが
肩を落とした後姿がちょっぴり寂しそう。
きっとただ一緒に遊びたかったんだね。