読書にあまり興味がなかった私・・・子供にこの本を読んであげていて、自分が引き込まれていくのを感じました。本から受ける感動って素晴らしいと感じた初めての本でした。
内容は心を閉ざした岩山に一羽の小鳥が毎年旅の途中、羽を休めるようになります、急な来訪者に驚きながらも、初めて山はいとおしいという感情を抱きます。それでも、旅の途中に立ち寄ることしかできない小鳥に山はずっとここに住んで欲しいと頼みます・・・涙を流す本はたくさんありますが、この本の魅力は私にとって、特別でした。なぜなんだろう?不思議な魅力です。子ども達もラストにはホッとして「はぁ〜」とため息をつき、「良かったね」・・・最後には安心感に包まれて、癒される。寝る前に読んであげるには最適な本だと思います。