私は『雪の写真家 ベントレー』を読んでから、雪の結晶に興味を持ち始めたのですが、
この写真絵本は、同じく雪の結晶の撮影に半生をささげた科学映画監督・写真家である
吉田六郎さんの写真に、谷川俊太郎さんが詩を添えて、
何とも素敵なコラボレーションになっています。
ひたすら、いろいろな形の雪の結晶の写真が続くのですが、
詩を添えることで、雪の結晶の魅力を感じさせてくれます。
子どもたちに、きれいだなあ、不思議だなあ、と感じ取ってほしいですね。
興味を持ったら、『雪の結晶ノート』で、少し科学的に学んでほしいです。
もっと本格的には、吉田六郎さんも傾倒した、中谷宇吉郎博士の研究へ。
とても美しい写真なので、冬のディスプレイにもいいかもしれません。