認知症のおばあちゃんとそれを介護するおじいちゃんと3人の男の子との短い交流を描いていますが、あたたかい優しい交流なのに切なくなってしまいます。
ベンチに座っている老夫婦を男の子たちはサッカーするのに邪魔だと思うんだけど、ちょっとしたきっかけで話をするようになり子どもたちは老夫婦のことが気になります。
子どもは子どもなりに考えるんですよね。
人と人・・会話って本当に大切で、会話があるから相手を思いやることができるんだなあと改めて感じました。
本の題は最後まで読んではじめて納得・・です。
娘は認知症のおばあちゃんのことがいまいちピンとこないようで、読み終わってから再度話の意味を聞いてきました。
なので低学年よりは高学年への読みがたりがいいのかもしれません。