友達ってなんだろう?
友達って どういう人の事をいうんだろう?
シンプルだけど難しい疑問に、答えをくれる様な一冊です。
「ともだちって いっしょにかえりたくなるひと」
「ひとりではつまらないことも ふたりでやれば おもしろい」
などなど・・。
短いながらも 的を得ている表現の数々に、感嘆してしまいました。
どれもこれも わかっていることや当たり前のこと。
でも、とても大事なことで、実行するのには勇気や努力がいる場合もあること。
小学4年生のクラスの読み聞かせで使用しました。
日々の生活の中で「ともだち」の存在が大きくウェイトを占める時期でもあるので、各々の心に響くものがあったのではないかと思います。
真剣に聞いてくれていました。
多くのファンが支持している谷川さんですが、実は個人的にはあまり好きじゃない作家さんです。和田さんの絵も、シンプルでわかりやすいのですが、「好きな絵か?」と言われると、そうではありません。
でも、この本はとてもいい作品です。
苦手な作家さんでも、作品ごとにきちんと向き合って読んでみると、中には素敵な作品が含まれているものです。読まず嫌いをしないで、どんどん触れてみるべきだと感じる事もできました。