邦訳は小池昌代さんです。
小池さんの文章は優しくてリズミカルで読みやすいです。
作品は白黒(グレイも)で表現されていて、
基本的にねことお月さまが描かれているだけです。
余計なものは何にも描かれていません。なので、焦点が合わせやすくて読みやすいです。
各ページの絵も文字も大きくはっきりしているので、大勢いる場所での読み聞かせにもお薦めできます。
特に池の中に飛び込んだ後の画面いっぱい子猫の姿は、なさけなさそうな表情がとっても可愛かったです。
3,4歳くらいのお子さんから小学校低学年くらいのお子さんにお薦めします。