新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

新刊
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本

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R☆

その他の方・50代・北海道

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R☆さんの声

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自信を持っておすすめしたい 春の、予感。。。  投稿日:2016/02/16
だって春だもん
だって春だもん 文・写真: 小寺 卓矢
出版社: アリス館
私はこの写真絵本がとても好きです。

私の住むこの北国で感じる春の予感、そのまんま。

耳を澄ますと
写真から森の呼吸が伝わってきそう。

本格的な春はまだちょっと先の2月の北海道ですが、
今頃どこかの森で、きっとこんな風に
静かに春が始まっているはず!
そう思うと、私も
表紙のオオカメノキの芽と一緒に
「だって春だも〜ん♪」
って、空に向かってばんざいしたくなります。
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自信を持っておすすめしたい もう少し早く出会いたかった本  投稿日:2016/02/15
サンタクロースの部屋
サンタクロースの部屋 著: 松岡 享子
出版社: こぐま社
松岡享子さんが、児童図書館員の目を通して
子どもと本、子どもとことばの関係を語っている本です。

この本、最初に出版されたのは40年近く前なのに、
(今回は改訂版として出版されたのですね。)
内容にみじんも古臭さを感じません。
子育てをするうえで、とても大切なことが
ぎゅーっと詰まっています。

子どもにとって、本とはどういう存在なのか。
大人が与えようとする本と、子どもの心に本当に栄養を与えることのできる本との違い。
小さな子どもに早くから文字を覚えさせたり、
さまざまな知識を詰め込むことが、
その子の本当の「言葉」を育てたり
しっかりした想像力を育むことに、いかに弊害をもたらすか。
そのようなことを、いくつものエピソードを通して紹介しています。

読んでいて、子どもの本を選ぶ参考になるな〜と思える点や、
子育てする上でも、とてもためになる話が満載でした。
(読んでいて、親として反省することもたくさんありました。)

私にとって、出会えて本当によかったと思える1冊です。

子どもが小さいうちに出会えていたら、尚良かったなぁ。
(でも子どもが小さいと、自分の読書の時間って殆ど取れないんですよね…)
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自信を持っておすすめしたい 友だちって、いいな〜  投稿日:2016/02/12
ベルナルさんのぼうし
ベルナルさんのぼうし 作: いまい あやの
出版社: BL出版
「ひとりのほうが気楽でいい」
と、そう言って
友だちも家族もいないベルナルさんは
1人気ままに暮らしていたけれど・・・

思いがけずやってきた友だちの存在に、
ベルナルさんの心は(たぶん、自分でも気付かないうちに)
加速度を増して、広く優しくなっていきます。

そしてある秋の朝。
あんなにたくさんできた友だちが
一羽残らず消えてしまった帽子を見上げ
ただただ茫然と立ち尽くすベルナルさんの姿には
思わずホロリとしました。

ベルナルさんは、
どんなにせつない気持ちで秋を過ごし、冬を迎えたことでしょう。

すべてが雪に覆われているシーンは
淋しいベルナルさんの気持ちを象徴するかのようです。

でも!
春にとってもとっても素敵なことが起こります。

ベルナルさん、良かったね♪

遠く離れていても、今、ここにはいなくても
友だちって、友だちなんだ!って知ったベルナルさんは
これからきっと
淋しい冬も『友だちと再び会える春への期待』いっぱいに
乗り越えられますね。

友だちっていいなぁ〜と
しみじみ思える絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 一緒にウサギ穴に落ちちゃった!  投稿日:2016/02/10
不思議の国のアリス
不思議の国のアリス 作: ルイス・キャロル
絵: ロバート・イングペン
訳: 杉田 七重

出版社: 西村書店
私が初めて『不思議の国のアリス』を読んだのは、確か高校生の頃。
それまでは、ディズニーのアニメでしか知らなかったアリスの世界。
原作を読んで、次々に展開されるナンセンスな世界に新鮮な衝撃を受けたのを覚えています。

あれからどれくらい時が流れたでしょう。

私は再び、
アリスと一緒にウサギ穴に落ちちゃいました!
しかも今回はなんと・・・わが子まで道連れに!

絵本ナビでこの新訳の「不思議の国のアリス」を見た瞬間、
懐かしい題名と、私が読んだ本とは全然違うアリスの絵に惹かれ
自分の読書用にと図書館から借りて来ました。

一人で読んでいると、隣からぐぐっと子どもが覗きこみ
「何読んでるの?何読んでるの?」と。

9歳のうちの子にはまだこのナンセンスな面白さは理解できないのでは?と思いつつ、
とりあえず一緒に読んでみることにしました。
すると。
わからないところはわからないけれど、
わかる部分はやっぱりとても面白いらしく
気に入った文章は、クスクス笑いながら何度も読み返したりするので
なかなか次のページに進めません。
私は早く先が読みたいのにー!(笑)

でも、こんな楽しみ方も「あり」だな〜とも思います。(子どもにとっても、そして私にとっても。)

子どもが学校に行っている間に、私はこっそり一人で先へと読み進み
それがばれない様にそっと栞を元の位置に戻しておく。
そんなことを何度か繰り返して、私は一足先に読み終わりました。
あ〜、面白かった!!
(もちろん、先に読み終わっちゃったことは子どもにはナイショです。
バレたらきっと、「先に読んじゃうなんて、ズルイー!」って怒られちゃう。)

ラストシーンで、
アリスが目覚めて走り去った後に、お姉さんが妹のアリスのことを考えているシーンがあるのですが
これがグッときます。
昔、高校生の私は、ここの部分もちゃんと読んだのかしら?
きっと、読んでも気にも留めなかったんでしょうね。
親になった今だからこそ、心に響いたのかもしれません。

訳は、現代っ子でも読みやすい文章になっていると感じました。
挿絵も素晴らしいです。1枚1枚が、まるで美術館に飾ってある絵画のよう。
挿絵を描いたロバート・イングペンのあとがきから、この画家が
ルイス・キャロルの依頼で最初にアリスの挿絵を描いたあのジョン・テニエルのことを
心から尊敬していることが伝わってきます。

いずれにせよ、この本は『不思議の国のアリス』を
こよなく愛する人たちの手によって生み出された
スペシャルな1冊なのだと実感できる作品です。

**************************
対象年齢は特に書いていなかったと思いますが、
小学校5〜6年生以上で習う漢字にはフリ仮名が振ってあるようです。
このナンセンスな面白さを余すところなく味わうには、
小学校高学年から中学生以上の人生経験があると
なお良いかもしれません。

プレゼントにもとても喜ばれると思います。
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自信を持っておすすめしたい おすすめの絵本です。  投稿日:2016/02/04
こんとあき
こんとあき 作: 林 明子
出版社: 福音館書店
こんなにドキドキして、
こんなにハラハラして、
それからキュンとせつなくなって、
そのあと、ああ、よかった!ほんとによかった!って、
泣きそうなくらいほっとして、
最後にちょっとくすくすと笑えて、
読み終わった後も優しい余韻の続く絵本は、
なかなかないと思います。

広い広い砂丘を
夕日と「こん」を背負って降りるあきの姿は
何度見てもグッときます。
そのあと、
やっとおばあちゃんに会えた場面では
さらにグッときてしまいます。

うちの子どもが可愛がっているぬいぐるみたちも、
もしかしたら「こん」みたいに
我が子の成長を優しく見守っていてくてたりして!?
・・・と、そんな想像も膨らませてみたり。

ぜひお子さんに読んであげて欲しい、おすすめの絵本です。
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なかなかよいと思う 考えさせられた1冊  投稿日:2016/02/04
しにがみとおばあさん
しにがみとおばあさん 作・絵: 鎌田 暢子
出版社: 大日本図書
絵本ナビのレビューでたまたま見かけたのがきっかけで、読んでみました。

怖そうな表紙ですが、
フフフッと笑える内容でした。

おばあさんのお部屋の中がぐちゃぐちゃすぎて
ちょっとたじろぎましたが
「歳をとると、色んなことが億劫になってしまうのかも・・・」とも思いました。

このおばあさんは、
「死神をまんまと騙して追い払う!」という
愉快痛快な出来事を通して
まだまだしばらくは元気に生きて行こうという
気力を取り戻したのでしょうね。

高齢化社会の今の世の中。
もしも自分がおばあさん側の立場だったとしたら・・・と、
ちょっと考えさせられる1冊でした。
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なかなかよいと思う 初めて知りました。  投稿日:2016/01/26
パンプキン! 模擬原爆の夏
パンプキン!  模擬原爆の夏 作: 令丈 ヒロ子
絵: 宮尾 和孝

出版社: 講談社
「模擬原爆」。
私はこの本を読んで初めて、そんな爆弾が存在したこと、
そして終戦までの1カ月足らずの間に、
それが「本物の原爆投下の練習」として
日本の49か所に実際に投下されていたことを知りました。

登場するのは主に
主人公の小学校5年生ヒロカと、東京から遊びに来たいとこのたくみ(小5)、そしてこの2人のおじいちゃん。

何も知らなかったヒロカが、「模擬原爆」のことを知り
それを夏休みの自由研究にまとめるまでの
心の成長が描かれています。

たくみの
「知らないことは、こわいことだよ。だれかの言っていることが事実とちがっていても、そうなのかなあって信じてしまう。ぼくはそれがいやなんだ。」
という言葉が印象的でした。

実際に爆弾が落とされた当時の場面等は出てきませんが、
戦争を知らない私たち親世代に育てられた、
戦争を全く知らない子どもたちが
「戦争って、どんなものだったんだろう?」と
興味をもつきっかけになり得る1冊だと思います。

会話文が多く、それも主に大阪弁だったため
読み聞かせは私では上手に出来ないなぁ・・・と思い、
うちの子には自分で読んでもらいました。
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自信を持っておすすめしたい かわいい!たのしい!そして・・・  投稿日:2016/01/22
おはなし だいどころ
おはなし だいどころ 作・絵: さいとう しのぶ
出版社: PHP研究所
台所のみんながそれぞれ主役になった
かわいくてたのしい童話集です。

1話1話はとても短く、それぞれ見開き1ページ。
絵もあたたかくてみんな愛嬌があり
本当に楽しく読めます。

そして。このお話を読んでいると、
たのしい台所の向こう側に
あったかい家族の食卓が見えるような気がしてきます。

ページ数が意外と多いですが
1話1話が短く、絵もたっぷりなので
1回に1話、または数話ずつ読むなどすれば、
小さい子(幼稚園くらいかな?)でも十分楽しめると思います。
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自信を持っておすすめしたい みんなが笑顔になれる絵本  投稿日:2016/01/21
にこにこぎゅっおとうさんのて
にこにこぎゅっおとうさんのて 作・絵: ひだのかな代
出版社: 中西出版
オランウータンの親子の絵本です。

絵本のサイズは小さめですが、
開くとオランウータンのお父さんの大きさが、
ドドーンと伝わってきます。

オランウータンのお父さんが、赤ちゃんにいないいないばあをして見せたり、
一緒にお相撲したり。(お父さんの指で、ころーんとひっくり返される時の赤ちゃんの表情が可愛い♪)

空に向かって、たかいたかーいしてもらっている赤ちゃんの
嬉しそうな様子がたまりません。

読むほうも、読んでもらう方も、間違いなく笑顔になれる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 子どもはホッ!親はギクッ!  投稿日:2016/01/21
おこりんぼママ
おこりんぼママ 作: ユッタ・バウアー
訳: 橋本 香折

出版社: 小学館
ママがものすごーくどなったものだから、
なんと、ぺんぎんぼうやの体がばらばらになっちゃって
あちこちに飛んでいってしまいます。

頭はうちゅうまで飛んで行き、
お腹はどこかの海でぷかぷかと。
つばさはジャングルへ・・・という具合です。

足だけになったぺんぎんぼうやは
ばらばらになった体を探しに歩き回りますが
足だけではどうにもならず、力つきそうに。

そこへママが大きな大きな船でやってきて
ぺんぎんぼうやの体をひろいあつめて縫い合わせ、
良かった!ぺんぎんぼうやはもとどおり♪

ママに「ごめんね」と抱きしめられ、めでたしめでたし。

一番最後1行が、泣かせます。

『やっぱり、ママが いちばんさ。』

********************

絵がユーモラスで、言葉もテンポよく、
親子でとても楽しく読めますが、
親の私は、内心ちょっとギクッとし、秘かに反省しました。
『怒りすぎて子どもの心をバラバラにしてしまわないように気をつけなくちゃ』と。

国際アンデルセン賞画家賞を受賞のユッタ・バウアーの作品です。
参考になりました。 1人

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