新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ぷちどりーむ

ママ・30代・鹿児島県、男8歳 男5歳

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ぷちどりーむさんの声

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なかなかよいと思う 子育ては人間も動物も変わらないですよ   投稿日:2002/11/30
とんとんとんのこもりうた
とんとんとんのこもりうた 作・絵: いもと ようこ
出版社: 講談社
このお話は、普段見慣れている兎とは違う、アマミノクロウサギの子育ての様子を絵本にしたものです。二日に一度母兎が5分間の授乳の為、巣穴にやって来ます。授乳が済むと子兎を巣穴に戻して、巣穴の入り口を30分以上もかけてふさぐ様子が、いもとようこさんの優しさあふれる文章と絵で見事に表現されています。なんとなーく、ほんわかした気分になります。母兎の「とんとんとん」と入り口をふさぐ様子は、私達人間も添い寝をする時に、赤ちゃんや子供の胸を「とんとんとん」とやさしくたたくのと同じだと思いました。きっと心地よい眠りに誘われるのでしょうね。育児に疲れた時に読むと、心が癒されてほっと一息付けますよ。
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自信を持っておすすめしたい 小学校入学前に親子で必読ですよ。   投稿日:2002/11/19
トイレにいっていいですか 改訂新版
トイレにいっていいですか 改訂新版 作: 寺村 輝夫
絵: 和歌山 静子

出版社: あかね書房
子供が小学校に入学すると、気になるのがトイレ問題。子供は、授業中に恥ずかしくて「トイレにいっていいですか」と言えなかったり、休み時間にトイレに行って、順番に並んでいても、上級生に割り込みをされたりと・・・。そんな経験を今でも多くの子供達がします。長男も授業中に「トイレにいっていいですか」の一言が言えるまで時間がかかりました。それを絵本にしたのがこの絵本なんです。主人公のオムくんが、「トイレにいっていいですか」と先生に言ってトイレに行くんですが・・・。授業中の廊下は、静かで少し怖いですよね。ちょと緊張したりしますよね。あのちょと怖い気持が、動物がトイレまで一緒に行ってくれるので楽しさに変わります。3年生になる息子も「僕が1年生の時にこの本があったら良かったのに」と一言。入学する前から読んであげると、入学してからのトイレ問題も、すぐクリア出来ると思いますよ。
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自信を持っておすすめしたい 戦争で失ったもの   投稿日:2002/11/19
せかいいちうつくしいぼくの村
せかいいちうつくしいぼくの村 作: 小林 豊
出版社: ポプラ社
「せかいいちうつくしいぼくの村」このタイトルから何気なく手にした本でしたが、内容はとても深く戦争について考えさせられるものでした。小学3・4年生位から内容を理解できる作品だと思います。主人公ヤモの村は、春は、花でいっぱいになり、夏は、杏子やさくらんぼが実り桃源郷のような村。ヤモは、戦争に行ったお兄さんのかわりにお父さんと、さくらんぼ売りに出かけます。ヤモの元気が家族の支えのような気がしました。村のあちこちに戦禍の影が見え隠れします。そして冬、村は戦争によって壊されてしまいます。ああこの村は、もうないんだと強く感じ、自分の故郷を失った気がします。親子で衝撃を受けたのが、この村が、アフガニスタンの村だということでした。作者が、アフガニスタンの美しい村に滞在していた村が、モチーフだそうです。今私達がTVで見るアフガニスタンは、荒廃した姿しか見ることが出来ません。それが、とても残念です。一日も早い復興と、アフガニスタンの悲劇が繰り返されない事を願うばかりです。
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自信を持っておすすめしたい いなくなっていいことなんてないですよね。   投稿日:2002/11/15
きつねはらっぱのおじぞうさん
きつねはらっぱのおじぞうさん 作: 清水 達也
絵: 石倉 欣二

出版社: 佼成出版社
このお話は、コンタとコンコの2匹の狐が仲良く遊んでいると意地悪狐ゴロベが、2匹にいたずらをします。それでも懲りずに、コンタを困らせようとします。お地蔵さんの顔が赤くなると嵐が来るとの言い伝えがあります。ゴロベが、お地蔵さんの顔を赤く塗ったのを知らないコンタは、みんなに知らせに行くと、本当に嵐が来てしまいます。この類の話は、だいたいの物が意地悪な者を退治しておしまいです。でも、このお話は、避難場所にゴロベがいない事に気づくと、誰かが「あんなやつ、いなくなりゃあ、みんなよろこぶよ」と言うと爺さん狐が「誰だって、いなくなっていいことなんて、ないはずじゃ。・・・」と諭し、爺さん狐とコンタがゴロベを捜しに行くのです。読み聞かせている親も、聞いている子も意地悪ゴロベなんか・・・。と思っている所に爺さん狐の言葉は、胸にグッサと刺さりました。ゴロベもあんなになりたくて成っているのではなく、人間に両親を鉄砲で殺されて、ずっと、一人ぼっちだったからなんだと解ると、ゴロベを憎めなくなりました。ゴロベが助かっていた事が分かると良かったーあと思ました。こんな時代だからこそ多くの人に読んでもらいたいと思った本です。
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自信を持っておすすめしたい クリスマスのまえに・・・   投稿日:2002/11/09
ちいさなサンタさん
ちいさなサンタさん 作・絵: 葉 祥明
出版社: 佼成出版社
私は、この本を購入してからは、毎年クリスマスの前に自分で読んでから、子供達に読んであげいます。内容は、世界中の子供達と動物達から大人へのメッセージです。男の子が、小さなおうちに入ると、クリスマスツリーに沢山のカードがぶら下がっています。そのメッセージを読んで男の子は、僕がサンタさんになれたらあと思うのです。その僕は、この本を読んでいる私達なのかもしれないと思います。クリスマスといえば、プレゼントやパーティーのことばかり考えている自分でしたが、この本によって、本当のクリスマスの意味を考えさせられました。少しの勇気で、全ての大人がリトルサンタになれるのではないでしょうか・・・・・。
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なかなかよいと思う 本当にあったらいいねこんな島!   投稿日:2002/11/08
タイニイ・トゥインクルとおかしの島
タイニイ・トゥインクルとおかしの島 作: なぎ・ともこ
絵: 伊藤 正道

出版社: BL出版
食いしん坊の私は、子供の頃、おかしの家じゃなく、おかしの国があったらいいなぁ、行ってみたいなと思っていました。その思いが絵本になったような気がしたのが、この本です。図書館で見付けた時、子供より夢中になって読んでしましました。おかしの家は、ちょと怖い話だけど、このお話は、最後まで夢のある楽しい話です。ある日、タイニイ・トゥインクルの所に、おかしの島の王様からパーティーの招待状が届きます。小さな船も同封して有りました。海に浮かべると船が、どんどん大きくなります。その船に乗って島に行くのです。途中から海の水が、クリームソーダーに、船がおかしの船になるのです。おかしの島は、食べてみたいと思うほど、人の顔や色んな物がお菓子で出来ていて、幸せな気分にさせてくれます。何の飾りもないスポンジケーキの山が、ドドーンとデコレーション・ケーキになった時は、子供たちからも「わぁー」と言う声が聞こえました。このパーティーがタイニイ・トゥインクルの誕生日パーティーだったというのもいいですよね。
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なかなかよいと思う たっちゃんのドキッ!は子供達のドキッ!   投稿日:2002/11/07
たっちんのドキッ!
たっちんのドキッ! 作: きむら ゆういち
絵: いそ みゆき

出版社: 偕成社
子供の頃、一人で留守番をしている時、寂しかったり、不安になったりした事が有りませんか?窓ガラスを穴あきにした仕掛け絵本で、その心細い気持を上手く表現してある本です。たっちゃんのドキッ!は、どの子も味わった事のあるドキッ!なのだと思います。だから、絵本にすごく興味を示しますよ。また、窓の外が、まるで違って見える仕掛け絵本の面白さや不思議に自然と惹かれてしまうのかもしれませんね。本当は何なんだろう?と、自分達でページをめくりたがります。絵本嫌いの子供さんにもおすすめ一冊ですよ。
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自信を持っておすすめしたい 長い帰り道でした。   投稿日:2002/10/24
雪のかえりみち
雪のかえりみち 作: 藤原一枝
絵: はた こうしろう

出版社: 岩崎書店
子供がこの絵本に惹かれたのは、男の子が一年生で、話の内容も、大雪の日の学校の帰り道で、いつもとは違う日という設定だったからだと思います。男の子が、久しぶりの雪に喜んでいたのが、だんだん大雪になり、体中が寒さと冷たさを感じ、心細くなっていく様子が上手く表現してあります。我が子の子供の年の差を感じたのは、バスの中でおばさんが、男の子の冷たくなった手に「後で捨ててもいいから」と無理やり手袋をはめてあげました。その手袋を男の子は、「ごみ箱にすてちゃた」とお母さんに返事をした場面です。8歳の長男は、「本当は捨てちゃ駄目なのにね」と爆笑し、5歳の次男は「捨ててもいいからと言ったから捨てたのに何で笑っているの?」と不思議そうな顔をしていました。お兄ちゃんが、雪で濡れて冷たくなって帰ってきた男の子を、一生懸命世話をする様子が、言葉はなく絵だけで表現してあります。でもこの場面は、長男の目に焼き付いていたのだと思います。本を読んであげてから、一ヶ月ぐらい過ぎた頃、次男が少し雨に濡れて帰ってくると、僕がするからと、タオルを出しドライヤーで髪を乾かしてあげ、弟の好きなホットレモネードを作ってあげました。この本は、長男を一つ大きくしてくれた本です。
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自信を持っておすすめしたい おじさんと兎のちえくらべ   投稿日:2002/10/15
むしゃ!むしゃ!むしゃ! マグリーリさんとはらぺこウサギ
むしゃ!むしゃ!むしゃ! マグリーリさんとはらぺこウサギ 作: カンダス・フレミング
絵: G・ブライアン・カラス
訳: 石津 ちひろ

出版社: BL出版
マグリーリさんが憧れの野菜作りを始めると、兎が食べにやって来てきます。マグリーリさんは、兎に畑を荒らされないように、針金のさくを作ったりしますが、その度に食べられてしまいます。果てしなく続く?マグリーリさんと兎のちえくらべです。このお話の中に出てくる兎は、悪者のはずなんですが、何故か憎めないんですよ。表情があって、次はどうやって畑まで来るのだろうと子供も考えて、ページをめくる前に色々な意見が飛び交います。「いきおいつけて、ぴょん、ぴょん、ぴょん」「むしゃ、むしゃ、むしゃ」の繰り返し出てくる言葉が好きで食べる真似をします。マグリーリさんの怒りが、だんだんと大きくなるに連れて、字もだんだんと大きくなるので、読む声をそれに合わせて大きくしていくと、マグリーリさんの怒りの気持が子供にも伝わりやすかったですよ。最後に兎も諦めて無事に収穫できたと思ったんですが・・・。兎の頭の良さになるほどと思ってしまいます。何度読んでも飽きない本ですよ。
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自信を持っておすすめしたい ちょとドジだけど魅力的!   投稿日:2002/10/12
サンタの国の12カ月 改訂版
サンタの国の12カ月 改訂版 作: 牧村 則村
絵: 葛岡 博 河野 次郎

出版社: アートデイズ
子供に「サンタさんって、いつもはにをしているの?」と聞かれた事は、一度や二度あると思います。私が答えに詰まっていた時に見つけた本がこの本でした。サンタさんと妖精が、季節ごとに色々プレゼントを準備している姿が描かれている本です。葛岡博さんの絵がすばらしいですよ。最初のページをめくるとサンタさんが、暖炉の側のソファーの上で寝ているのですが、暖炉のほんわかと暖かい温もりが絵本から伝わってきます。親子で気に入っているのが、サンタさんが砂浜で昼寝をした後目を覚ますと、すっかり秋の景色になる場面です。季節感がありとても綺麗な絵なので、少しでも多くの人に見てもらいたくて靴箱の上に飾ってあります。この絵本に出てくるサンタさんと妖精は、ちょとドジなんですが、そこが魅力的でもあり、人を引き付けるんだと思います。
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