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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

ねこな

その他の方・30代・東京都

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ねこなさんの声

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自信を持っておすすめしたい 心に響く絵本  投稿日:2011/06/02
わたしいややねん
わたしいややねん 作: 吉村 敬子
絵: 松下 香住

出版社: 偕成社
障がいのある人だけに対して
「強くあれ」
というのは間違っている気がする。
もちろん、弱くていいと言っているわけではない。けれど、強くなくてはいけないのは、みな同じ。障がい者だからではない。

この絵本で、最後に車いすが問いかける。
「そやけど なんで わたしが 強ならなあかんねんやろ―か」
この言葉が強く心に響いてくる。
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自信を持っておすすめしたい 弟が来る前に…  投稿日:2011/03/09
あかちゃんの くるひ
あかちゃんの くるひ 作・絵: 岩崎 ちひろ
案: 武市 八十雄

出版社: 至光社
弟が生まれるちょっと前、母親が読んでくれた絵本。
私の気持ちはまさにこの「私」の気持ちそのままでした。
(弟とは分からなかったけれど)赤ちゃんが来る。きっとかわいい。かわいいと思う。けど、どうしよう。お母さんを取られちゃう。けど、かわいい。そんな戸惑いの気持ちを、この絵本が昇華してくれました。

そして、新しく家族を迎えることになった従兄弟の娘に、この本を読んで聞かせています。
「私、お姉ちゃんになるの」
と、ちょうど3歳になる従兄弟の娘は得意顔です。
でもちょっと…どうしていいか分からず戸惑い顔になることも…。
そんなとき、この絵本を思い出してくれたらいいな。と思います。
いわさきちひろさんのイラストが、ドキドキした心を静かに落ち着かせてくれます。
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自信を持っておすすめしたい 新しい!  投稿日:2011/03/09
春はあけぼの
春はあけぼの 文: 清少納言
編: 齋藤 孝
絵: たんじあきこ

出版社: ほるぷ出版
中学の頃、紫式部の「源氏物語」と並んで、序章を丸暗記させられた記憶が蘇ります(笑)。
古典が大好きだったので、全く苦ではなかったのですが、中には苦労していた友達もいました。

そして、先日。大人のための読書会で、この絵本を取り上げてみました。
「えー…古典?」という顔をされた方もいらっしゃいましたが、ゆっくりと、「春はあけぼの…」と読んでいくと、一様に目を閉じて、聞き入っていらっしゃいました。終わった後の感想では
「まぶたの裏に情景が浮かんできた」
「音のリズムが気持ちよかった」
などなど。好評でした。
ぜひ次は、暗記をして、空で読みたいものです。

ちょっとイラストが可愛すぎるかな? という意見もありましたが、逆にお堅いイラストよりも、とっつきやすくてよいと思います。
最後に口語訳がついているのもグッド。
ぜひ、別の段も読んでみたいと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 私たちの常識  投稿日:2011/03/09
天動説の絵本
天動説の絵本 作・絵: 安野 光雅
出版社: 福音館書店
中学生くらいの男の子に
「天動説について調べてるんですけれど」
と言われて、案内したのがこの本です。
「えー…絵本?」
という顔をされましたが、返しに来た時に、
「とてもよくわかりました! ありがとうございます!」
と、にこにこ顔であいさつされました。
どのあたりがよかった? と聞くと、
「解説とあとがきにある『今日の私たちが、私たちにとっての真理を手に入れるために、天動説の時代はどうしても必要だったのです』っていうところに感動した!」
と、目を輝かせていました。
あらためて読んでみると、今の私たちの常識が、昔は非常識であったことに驚かされます。
そして、昔の人たちは、やはりその時代なりの真理でもって、天動説を支持していたということを学ぶことができます。
地球が丸くて太陽の周りをまわっていることは、今では周知の事実です。けれども、その考えに至るまでには幾多の犠牲があったこと。周知の事実ではなかった、むしろ、異端とされた考え方であったことを、今一度、考える良いきっかけになる本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 回せますか?  投稿日:2011/03/09
びゅんびゅんごまがまわったら
びゅんびゅんごまがまわったら 作: 宮川 ひろ
絵: 林 明子

出版社: 童心社
私、びゅんびゅんゴマを同時に6つ回せます。
子供たちの間では、ちょっとしたヒーロー(ヒロイン?)です。

そもそも、回すきっかけになったのがこの本「びゅんびゅんごまがまわったら」。
小学生の頃に通っていた親子読書の会で、この本が取り上げられ、「みんなで回してみましょう」と、びゅんびゅんごまをつくり、回してみたのがきっかけです。
こんな校長先生はいませんでしたが、親子読書の会に参加されていた大人の方が2個3個と回すのを見て、「よーし、私も!」とチャレンジしたら…できちゃったのです。

この本には、そんなびゅんびゅんごま回し以外にも、いろんな遊びが出てきます。家の中で遊ぶことが多くなってしまった、今の小学生たちにも、この本を読んで、外で遊ぶことを思い出してほしい。そんな思いにさせる一冊です。
そして・・・こんな校長先生がいたら、最高に楽しい学校生活になるとおもうんですけれど!
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自信を持っておすすめしたい 水戸黄門?!  投稿日:2010/12/14
まくらのせんにん さんぽみちの巻
まくらのせんにん さんぽみちの巻 作・絵: かがくい ひろし
出版社: 佼成出版社
寒くなってきた頃、幼稚園年長さん〜小学校低学年の子どもに読み聞かせました。
まずは、仙人さまと、かけさん、しきさんの紹介から。
子どもから「えっ? 枕? 掛け布団? 敷き布団?」と、驚きの声が上がりました。
そりゃあねぇ。毎日毎晩お世話になってるお布団たちが、こんなふうに絵本に登場するなんて。びっくりですよ。

そして、まるで水戸の黄門様のような仙人様。あちこちでいろんなものを助けます。
それは、寒さに震える木だったり、大根畑の大根だったり・・・。
お布団たちに暖められて、みんなほっこり。本当に暖かそう。
子どもたちは、
「そうだよね〜。お布団、あったかいもんね〜」
と、なんだか納得していました。
絵柄もかわいらしくて、子どもたちが気に入ること間違いなしの一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 今度はそうきたか・・・  投稿日:2010/12/14
まくらのせんにん そこのあなたの巻
まくらのせんにん そこのあなたの巻 作: かがくい ひろし
出版社: 佼成出版社
枕の仙人さま、掛け布団のかけさん、敷き布団のしきさんの3人(人なのか・・・?)が織りなす、不思議ストーリー第2段です。

不思議な穴に頭を突っ込んでしまった、いろんな動物たち。
仙人様もはまってしまいます。
こうなったら、「そこのあなた」に頼むしかない。
・・・そこのあなたって? と思い、読み進めると・・・

そう、「そこのあなた」なんです。え? と思った人は、読んでみてください。そして・・・「そこのあなた」、お手伝いしてください。

仕掛けがないのに仕掛けがある。不思議な不思議な絵本です。
子どもたちも、一生懸命お手伝いしていました(笑)。
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自信を持っておすすめしたい おいしそう・・・  投稿日:2010/12/14
サンタおじさんのいねむり
サンタおじさんのいねむり 作: ルイーズ・ファチオ
絵: 柿本 幸造
訳: 前田三恵子

出版社: 偕成社
幼稚園児に読み聞かせました。
サンタさんが、お弁当に持たされたサンドイッチとコーヒーを平らげてしまって、眠ってしまうというお話。森の動物たちが、サンタさんの代わりにプレゼントを届けてくれます。
この、サンドイッチとコーヒーが本当においしそう! 読んでいるこちらまで暖かな気持ちになってきます。
幼稚園児が、口をそろえて
「コーヒーって、どんな味?」
だって・・・。そっか、幼稚園児はコーヒー飲まないか。
「苦いけど、暖かくておいしいんだよ。大人になったら飲んでみてね」
と、答えたら
「でも、コーヒー飲むと眠れなくなるんでしょ? サンタさんは、どうして寝ちゃったの?」
って・・・。ホントに困ってしまいました(苦笑)。
「おなかいっぱいになったら、ねむくなるでしょ〜? コーヒーも、おなかいっぱいには負けちゃうんだよ〜」
首をかしげながらも、なんとか納得した様子。ちょっと安心・・・。
一人の児童が
「うちのプレゼントは、小さかったから、きっとリスが届けてくれたんだよ!」
と、言い出しました。夢の広がる絵本です。
今年は、サンタさんがちゃんと届けてくれるかな〜?
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自信を持っておすすめしたい 何がほしいか、わかるんです  投稿日:2010/12/14
サンタクロースはおばあさん
サンタクロースはおばあさん 作・絵: 佐野 洋子
出版社: フレーベル館
男性しかいなかったサンタクロース志願者の中で、唯一の女性、それが今回の主人公「おばあさん」です。
周りは「女性にサンタクロースなんて無理だよ、そもそも、聞いたことない」といいますが、おばあさんは気にもとめません。
そして、いちばん気性の荒いトナカイに乗って、いざ出発!
その心意気やよし!

でも、どうしておばあさんはそこまでサンタクロースになりたかったのでしょう? それが、この物語の鍵になっています。
どうしてなのかは、読んでみてください。

「うちのおばあちゃんも、サンタクロースになってるのかな?」
よみきかせが終わった後で、ぽつりとつぶやいた子どもの言葉が忘れられません。
ええ、きっとサンタクロースになって、あなたのもとへやってきていますよ。
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自信を持っておすすめしたい いろんな色の時代  投稿日:2010/08/24
いろいろへんないろのはじまり
いろいろへんないろのはじまり 作・絵: アーノルド・ローベル
訳: まきたまつこ

出版社: 冨山房
色のない世界なんて、信じられますか?
でも、昔々、世界がモノクロの時代があったのです…。
それを憂えた魔法使いが、青を作り、青の時代がやってきます。
世界は変わりました。青一色に。
でも、青は人の心を沈ませます。やがて、気の滅入った魔法使いは、黄色を作ります。
今度は、世界が黄色一色に変わりました。
でも、黄色は目が痛くなってしまって…だめ。魔法使いは、今度は赤を作ります。
世界が、赤一色に変わりました。
けれど赤は、人の心を怒らせます。怒った魔法使いは…どうするのでしょう?
ヒント:赤、青、黄色。三原色があれば、たくさんの色が作れますよね?

この本は、色について学べるだけでなく、失敗は成功に通じるということも、私たちに教えてくれます。
よみきかせ会で、小学生に読んで聞かせたのですが、「ホントに昔は色がなかったの〜?」と、首をかしげて聞いていました。
いまは、白黒テレビもない時代…。すべてが総天然色が、当たり前の恵まれた時代なんですね。
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