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2023年11月 新刊&おすすめ絵本

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絵本紹介

2023.11.20

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0・1・2歳向け絵本(2023年11月 新刊&おすすめ絵本)

目次

食事や睡眠、遊びに散歩。0・1・2歳の赤ちゃんの生活は、何事もなく1日を過ごすだけでも手一杯になりがちです。そんな赤ちゃんとの日々のルーティーンを、ちょっとだけ楽しくする絵本を集めました。

「いただきます」や「ごちそうさま」、おしゃれやお散歩、そして穏やかな入眠を誘うおやすみ絵本。「カバさんも、ごちそうさましたね」「ねこさんもベビーカーに乗ってるね」「ほら、くまさんもねんねしたね」。絵本の中のみんなの力を借りれば、声かけも自然とやさしくなることでしょう。

また、パンダと一緒に顔の体操をしたり、布団のしかけをかけてトントンしてあげたりと、読むだけで遊びやコミュニケーションを深められるのも絵本の魅力。 慌ただしい1日の中で、少しだけ手を止めて絵本を読んでみてください。今しかない、とびきりかわいい毎日を、あたたかい気持ちで過ごすお手伝いができるはずです。

絵本の枠を超えたユニークな形と発想の飛躍が楽しい『かたちえほん おはなさん』。触って、めくって、新感覚の絵本を体感してみて

  • かたちえほん おはなさん

    出版社からの内容紹介

    本は四角でなければいけないの?

    丘に咲く一輪の花。このおはなさんが想像する楽しい世界ってなに?空を飛ぶ?友達をつくる?たとえ失敗したって、落ち着いて深呼吸すれば大丈夫。どのページを開いても、常に前後のページと絵がつながる。これまでにないユニークな姿・かたち・構造をもった絵本。本を開いた形もお話の内容とリンクします。

    【編集担当からのおすすめ情報】
    かがみの絵本シリーズ(福音館2014-2016)で一世を風靡した作家わたなべちなつさんが、満を持して発表する7年ぶりの新作『かたちえほん おはなさん』。本は四角形とは限らない。同じ形の紙を貼り合わせて誕生した、形も発想もとってもユニークな絵本です。ページをめくると同じ絵がちがうものに変化する。手にした人が、主人公のおはなさんのように自由に想像をはたらかせ、わくわくする未来を思い描けますように。手で触れて、ページをめくってこそおもしろさがわかる、全く新しいタイプの絵本の登場です。

この書籍を作った人

わたなべ ちなつ

わたなべ ちなつ (わたなべちなつ)

わたなべ ちなつ (渡邉 千夏)筑波大学芸術専門学群卒業。グラフィックデザイナーとして家庭用品メーカーに勤務の後、現在は愛知県立芸術大学大学院に在籍している。「しかけの視覚伝達デザイン」をテーマに、作品を製作している。

「パンダたいそう」シリーズ最新作では、目や口、耳を動かして、いろんな動物になりきろう。自然と笑顔になれる『パンダ おかおたいそう』

  • パンダ おかおたいそう

    出版社からの内容紹介

    読めばしぜんにからだが動く、家庭や園で大人気の「パンダたいそう」シリーズに、「おかおたいそう」が登場。
    おみみのたいそう、おめめのたいそう、おくちのたいそう……。顔を動かして、いろんな動物になりきろう! 子どもが大好きな「かお」の絵本。最後はとびきりの笑顔に!

    読み聞かせ1歳から ひとり読み3歳から。

「講談社の幼児えほん」シリーズ

この書籍を作った人

いりやま さとし

いりやま さとし (いりやまさとし)

東京都生まれ。キャラクターデザイン、グリーティングカードのデザイナーを経てフリーのイラストレーターになる。絵本作品に、『ぴよちゃんのかくれんぼ』『ぴよちゃんとひまわり』『ピヨピヨだあれ?』などの「ぴよちゃん」シリーズ(学研)、『みどりのくまとあかいくま』シリーズ(ジャイブ)、『おやすみなさいのおと』『ころころパンダ』(講談社)他多数。その他、直販の保育絵本などでも活躍している。

サルがむしゃむしゃ、食べる前と後で何が違う? 食事への興味と『いただきますごちそうさま』のあいさつまで一緒に身につく絵本

  • いただきますごちそうさま

    出版社からの内容紹介

    イモムシ、ヘビ、サル、カバ…いろんなどうぶつが「いただきます」「ごちそうさま」をします。
    イモムシがキャベツをむしゃむしゃ。ヘビがたまごをごっくん。みんなたのしく「ごちそうさま」。前とあとでどう変わったかな。
    最後はあかちゃんが「いただきます」。全部食べ終わって、「ごちそうさま」ができました。
    声にだしてあかちゃんといっしょに楽しめます。食の興味も持たせてくれます。
    『おおきいちいさい』に続く、切り絵のあかちゃん絵本です。

眠くない! そんな子にやさしく声かけできる『おふとんさんがまってるよ』。安心感とぬくもりに包まれる、幸せたっぷりの寝かしつけ絵本

  • おふとんさんがまってるよ

    出版社からの内容紹介

    ************************
        おふとんさんの温もりに包まれる
       しあわせたっぷりの、おやすみの絵本
    ************************

    お子さんがなかなか寝ないというお悩みは多いですね。つい夜更かししてしまう、眠たいのにまだ眠くないと言い張る、まだまだ遊んでいたい…。そんなときにぴったりの絵本が『おふとんさんがまってるよ』。

    ぬいぐるみのうさこちゃんが、ゆうちゃんを呼びにきて、まくらさんが呼びにきて、でもゆうちゃんは「やーだ、まだねむくないもん」。とうとう最後におふとんさんがゆうちゃんを呼んで…。おはなしのくり返しに合わせて、お子さんにやさしく「おふとんさんがまってるよ」と声掛けし寝かしつけできる絵本です。24ページなので、短いおはなしが楽しめるようになった1〜3歳のお子さんにぴったりの長さ。

    本書は、作者の植垣歩子さんが、お子さんが小さいとき「おふとんさんがまってるよ〜。早く寝よう」と声掛けしていたエピソードから生まれました。母としての優しさと、おふとんさんのぬくもりが重なって、ねんねの時間のしあわせが感じられる1冊となりました。

    *** 読者・保護者からの声 ***

    まさに遊びたくて寝たくないうちの子みたい! 「ゆうちゃん」をうちの子の名前に変えて読んでみたら、毎晩「読んで」と持ってくるようになりました(2歳男の子のママ)

    うちでもまさに、寝るとき「おふとんさんがまってるよ」と言ってました。こんなに優しく言ってなかったかもしれませんが、寝かしつけにぴったりの絵本だと思いました(5歳女の子のママ)。

この書籍を作った人

植垣 歩子

植垣 歩子 (うえがきあゆこ)

1978年神奈川県生まれ。和光大学芸術学科日本画専攻卒業。絵本作家。登場人物や物語の世界をユーモラスに描きつつ、どこかのんびりした画風に定評がある。主な作品に『にんじんだいこんごぼう』(福音館書店)、『すみれおばあちゃんのひみつ』(偕成社)、『アリゲールデパートではたらく』(ブロンズ新社)、「おやさいむら」シリーズ(佼成出版社)、『ようかいおふろ』(ほるぷ出版)、『かめのカメリさんおうちをなおす』(理論社)、絵を担当した作品に『おもちのおふろ』(文・苅田澄子 Gakken)などがある。

おもちゃに布団をかけて『とんとんとん』。最後はぼくも……。心地よいリズムで寝かしつけの時間を穏やかに過ごせる、おやすみしかけ絵本

  • とんとんとん

    出版社からの内容紹介

    あかちゃんのためのおやすみしかけ絵本

    お月さまに「そろそろ寝る時間ですよ」と言われたクマくん。お人形さんやタンバリンなど、自分の大切なおもちゃさん達を「とんとんとん」してあげて、順番に寝かしつけていきます。そして最後には、クマくんが…。「とんとんとん」と優しいリズムが繰り返され、親子がおだやかな気持ちに包まれながら寝かしつけができるしかけ絵本です。

ひとつの茶色いかばんをめぐる、ちいさくてかわいいお話。おめかしした動物たちが愛らしい、繊細で優美な世界観の絵本『かばん』

  • かばん

    かばん

    作:
    こみね ゆら
    出版社:
    講談社

    出版社からの内容紹介

    すてきな“かばん”がおちていた。ぞうさんはもちあげてみました。ろばさんがひっぱってみました。やぎさんがかんでみました。動物たちがかわるがわる、あけてみようとしますが、どうにもかばんはあきません。そこへ、だれかがやってきて……。ひとつの茶色いかばんをめぐる、ちいさくてかわいいお話。
    繊細で優美で真心あふれる絵がファンを魅了してやまない、こみねゆら。人形作家、人形コレクターとしての高い審美眼により描かれたぬいぐるみや人形たちが、いきいきと動き出します。新しいあかちゃん絵本ともいえる前作『ぼうし』につづく一冊は、独特のちょっぴりユーモラスな可愛らしい世界を閉じ込めた、宝物のような絵本。

「講談社の創作絵本」シリーズ

この書籍を作った人

こみね ゆら

こみね ゆら (こみねゆら)

熊本県生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科、同大学大学院で油画を学ぶ。1985年に渡仏、パリボザールに通う。1992年、初めての絵本『Les deux Soeurs』を出版。1994年に帰国後、絵本作家、イラストレーター、人形作家として活躍。『さくら子のたんじょう日』(作/宮川ひろ 童心社)で第10回、『ともだち できたよ』(文/内田麟太郎 文研出版)で第18回日本絵本賞、『オルゴールのくるくるちゃん』(講談社)で第47回講談社出版文化賞絵本賞を受賞。絵本に『こどもべやのおともだち アンナとビイプ』『ミシンのうた』(講談社)、『もりのちいさなしたてやさん』(風濤社)など。装画に『すきまのおともだちたち』(作/江國香織、集英社)、『魔法のたいこと金の針』(作/茂市久美子 あかね書房)などがある。

いつも一緒に寝ている毛布が見つからない! 家族みんなで探すけれど……? “入眠グッズあるある”がほほえましい『もうふ』

  • もうふ

    出版社からの内容紹介

    小さい人が最初に出会う絵本として、定評のあるシリーズです。
    何気ない日常生活のスケッチの中に、子どもが感じ取ったドラマを伝えています。

「バーニンガムの小さな絵本」シリーズ

この書籍を作った人

ジョン・バーニンガム

ジョン・バーニンガム (じょんばーにんがむ)

1936年イギリスのサリー州に生まれる。若いころは、兵役を拒否し、さまざまな仕事をしながら世界中をまわった。その後、ロンドンにある美術学校に通いながらイラストの勉強をし、ポスターなどを描いていたが、はじめて手がけた絵本『ボルカはねなしガチョウのぼうけん』でケイト・グリーナウェイ賞を受賞、絵本作家として鮮烈にデビューした。その後『ガンピーさんのふなあそび』で再度受賞し、この賞を2度受賞したはじめてのイラストレーターとなる。『ガンピーさんのドライブ』『おじいちゃん』『ねんころりん』『旅するベッド』『エドワルド せかいでいちばんおぞましいおとこのこ』など多数の作品を発表しており、いま、世界で最も注目されている絵本作家のひとり。夫人は著名な絵本作家であるヘレン・オクセンバリー。

この書籍を作った人

谷川 俊太郎

谷川 俊太郎 (たにかわしゅんたろう)

1931年、東京に生まれる。高校卒業後、詩人としてデビュー。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』(創元社)を刊行。以後、詩、絵本、翻訳など幅広く活躍。1975年日本翻訳文化賞、1988年野間児童文芸賞、1993年萩原朔太郎賞を受賞。ほか受賞多数。絵本作品に『ことばあそびうた』(福音館書店)、『マザー・グースのうた』(草思社)、『これはのみのぴこ』(サンリード刊)、『もこもこもこ』(文研出版)、「まり」(クレヨンハウス刊)、「わたし」(福音館書店)、「ことばとかずのえほん」シリーズ(くもん出版)他多数の作品がある。翻訳作品も多数。

うさぎさんやねこさん、みんなとベビーカーで冒険だ! リズミカルなオノマトペで散歩をもっと楽しく『ベビーカー ぶーぶーぶー』

  • ベビーカー ぶーぶーぶー

    みどころ

    シートベルト かっちん.
    けいちゃんごう すすみまーす。
    いち に いち に ぶーぶーぶー.
    ゆらゆら ゆらゆら おっとっと!
    あ! あぶなーい! 急ブレーキ!

    楽しいオノマトペで、乗り物の冒険が始まります。でも、この乗り物、実はけいちゃんのベビーカー。パパと一緒のお散歩がいつの間にか変身して……。
    もちろん運転手はけいちゃん。行く手には、ぐねぐね道やでこぼこ道など、ハプニングもあります。うさぎさんやくまちゃん、ねこさんも乗せてあげて、一緒に冒険を楽しみましょう。

    えがらしみちこさんの、柔らかい色彩と造形で描かれるベビーカーの世界。子どもにとって身近な乗り物だけに、夢が広がります。ベビーカーが苦手なお子さんも、こんなベビーカーの世界を知ってしまったら、好きになっちゃうかもしれませんね。

この書籍を作った人

えがしら みちこ

えがしら みちこ (えがしらみちこ)

絵本作家。1978年 福岡生まれ。静岡県三島市在住。 熊本大学教育学部卒業。主な作品として、『あめふりさんぽ』『さんさんさんぽ』『あきぞらさんぽ』『ゆきみちさんぽ』『はるかぜさんぽ』(講談社 / 全国学校図書館協議会選定図書)、『なきごえバス』(白泉社 / 第9回MOE絵本屋さん大賞2016「パパママ賞」第1位 )『なきごえたくはいびん』、『いろいろおてがみ』(小学館 / 全国学校図書館協議会選定図書)『いろいろおしたく』、『あのね あのね』(あかね書房)、『あなたのことがだいすき』(KADOKAWA)など。『はこちゃん』(文・かんのゆうこ / 講談社)、『せんそうしない』(文・谷川俊太郎 / 講談社)、『おかあさんのいのり』(文・武鹿悦子 / 岩崎書店)、『まだかなまだかな』(文・竹下文子 / ポプラ社)の絵を担当。また、雑誌や教科書などの挿絵も手がけている。現在、静岡県三島市にある絵本専門店「えほんやさん」代表も務めている。

【動画公開中】冬を迎える準備をはじめよう 絵本・児童書22選

文:栗田奈緒子 編集:木村春子

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