
夏休み、兵器(へいき)工場の跡地(あとち)を見学にいった英治(えいじ)、ひとみたちは、不思議なことから、1945年にタイムスリップ!? そこは戦争の真っ最中。男子は丸坊主(まるぼうず)、男女の会話禁止、食べものもなくて、ノミで眠れない!? でも、ぼくらは防空壕(ぼうくうごう)パーティーや、いやな大人にはいたずら! 戦争の悲惨(ひさん)さを体験する笑いと涙の物語。つばさ文庫書きおろし、ぼくらシリーズ第15弾!!

英治たちが1945年5月の戦時中にタイムスリップしてしまうお話です。
今回はワクワクドキドキといったお話ではなく、戦争中の大変さ辛さがよく出たお話です。
食べ物がろくにない、男女で気軽に話せない、そして何より命の危険があるのです。
戦争の体験をした人ってたしかに年々減っているのですよね…。
好きな人といっしょにいられることや平和って尊いものなんだと改めて実感できるお話でした。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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