
あらしの夜、五つの木箱が無人島に流れついた。中にはどれも新品のロボットが一体ずつ入っていたが、こわれずに無事だったのは一体だけだった。偶然スイッチが入り起動したロボット=ロズは、島で生きぬくために、野生動物たちを観察することでサバイバル術を学んでいく。はじめはロズを怪物よばわりしていた動物たちだったが、ひょんなことからガンの赤ちゃんの母親がわりとなったロズが子育てに孤軍奮闘する姿を見て、しだいに心をひらいていく。すっかり野生のロボットとなったロズのもとに、ある日、不気味な飛行船がやってきた……。

とってもおもしろかったようで、長い物語にも関わらず、あっという間に読んでしまいました。続きがとっても気になる終わり方に、こんなワクワクドキドキさせておいて、続きを教えないのはずるい!と言っているのを聞いて、本当に楽しかったんだなと実感。
やっぱりたくさんの人に読まれている本にはそれだけの魅力があるんですね。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子10歳、女の子8歳)
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