
図書委員の高校2年生・かずら。気の合う男友達で委員仲間の大地が、可愛い後輩・あゆみとつきあいだしたことから、彼への微妙な想いに気づいてしまった。だけどこれは恋ではないと、自分の気持ちにふたをする。一方、そんなかずらへの恋心を抱える、同じく委員仲間の藤枝は…。地方の高校を舞台に、悩み、揺れ動く図書委員たちを描いた、第3回ダ・ヴィンチ文学賞編集長特別賞受賞作。シリーズ第1巻。

自分が中学時代に図書委員だったから、そこに甘酸っぱい思い出もあったりするからと手にした本ですが、自分がしっかりとおじさん領域を超えてしまったことを痛感しました。
おままごとのようでいながら、精一杯若さを謳歌している今どきの中学生に、赤面してしまいました。
でも、本好きでいて欲しいと思います。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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