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偕成社文庫 ヒルベルという子がいた

偕成社文庫 ヒルベルという子がいた

  • 児童書
作: ペーター・ヘルトリング
訳: 上田 真而子
出版社: 偕成社 偕成社の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2005年06月
ISBN: 9784035509301

小学中級から
19cm×13cm 160ページ
判型:B6判

この作品が含まれるシリーズ

出版社からの紹介

町はずれの子供の施設にくらすヒルベルの心を、だれが本当に理解しようとしていたのだろうか? 衝撃をなげかけた問題作を文庫化。

ベストレビュー

『ヒルベル』は本名じゃない。

昔からの名作というわれている児童書の1冊です。
タイトルは知っていましたが、読んだのは初めてです。
『ヒルベル』というのは、ドイツの造語(らしい)で、「ヒルン」という脳とか知能を意味する単語と、「ヴィルベル」という混乱を意味する単語をくっつけたものだそうです。

この作品の中で、『ヒルベル』とは、1人の男の子のあだ名で、本人自身もそう呼ばれすぎて、自分の本名は思い出せない。という設定でした。この話の『ヒルベル』が本当にいたかどうかは、作者は問題にしていません。
こういう子どもがいることを知ってほしかった。と、後書きに書いてありました。

想像していたより、とても短い話で、スーっと、読めてしまいましたが、こういう児童書を今どきの子どもたちが手に取るかというと、ちょっと難しい気がします。

ただ、この本が描かれた当時に比べ、
高知能障害など、各種知能障害の分野の研究が進み、以前に比べて理解されるようになり、受け入れる側の認識も変わってきた(誰もが理解があるわけではありませんが)感はあります。

なので、今この本を進めるとしたら、小学生くらいのヒルベルと同年代の子どもたちではなく、
こうした障害や児童の勉強をしている人に、一度は読んでもらいたい作品だと思いました。
(てんぐざるさん 40代・ママ 女の子15歳、女の子10歳)

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