優しく、疑うことを知らないオオナムチ(後のオオクニヌシ)は、 だれからも愛され慕われます。それをねたみ、亡き者にしようとする兄たちの手を逃れて、 黄泉国のスサノオを訪ねます。そこで出会った、美しいスサノオの娘スセリヒメとオオナムチは、 たちまち、おたがいを愛するようになります。 それに怒ったスサノオは、次々と難題を命じて、立ちはだかりますが、 スセリヒメとのねずみの助けと、自らの知恵とで、オオナムチは、ついに打ち勝ちます。 そして、スセリヒメとともに、三つの宝を持って出雲に帰ってきて、 オオクニヌシと名を改め、出雲の国を平和に治めました。
ちょうど国語で「いなばの白うさぎ」を読んでる小2の息子。
これを機に私も小さいときに読んだ日本の神話について
一緒に読もうと思い、図書館から借りてきました。
初めの方は、息子も知ってるウサギの話が出てきます。
ただ、「やがみひみに結婚の申し込み云々」の話は
教科書には出てこず、
あーそういえばそうだったっけ、と懐かしく思い出す私。
ウサギ事件の後も、兄さんたちの数々の嫌がらせに耐え、
でもついにスサノオの元へ行くことになったオオクニヌシさん。
そこでスサノオの美しい娘、スせリヒメに出会い、恋に落ちます。
あーそうだったそうだった!
すっかり忘れていたことばかりで、
なんだか息子より私の方が、先が気になってしょうがありませんでした。
そして、ざんざんすったもんだの挙句、
最後にスサノオがオオクニヌシに叫んだコトバに、
かなりジーンときました。
なんか、子供の頃に読んだよりも面白い!
息子より私の方がここでも感動です。
そして今になって疑問に思ったこと。
スサノオは、スせリヒメと結婚し、
ヤガミヒメを呼び寄せて、幸せに暮らしたらしい。
でも、ヤガミヒメポジションってなに?
と細かく気にする私に、
「昔は奥さん二人いてもよかったんじゃない?」と
明るく答える息子。
そっか!
え?ほんと?
ほんとにそうなの? (ムスカンさん 30代・ママ 男の子7歳、女の子3歳)
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