鎌倉の海岸で、学生だった私は一人の男性と出会った。不思議な魅力を持つその人は、“先生”と呼んで慕う私になかなか心を開いてくれず、謎のような言葉で惑わせる。やがてある日、私のもとに分厚い手紙が届いたとき、先生はもはやこの世の人ではなかった。遺された手紙から明らかになる先生の人生の悲劇――それは親友とともに一人の女性に恋をしたときから始まったのだった。
私は学生時代、決して文学少女ではありませんでしたが、こちらの夏目漱石の「こころ」は読みました。
本棚にあり取り出してみたら、高校生の時に読んだと思われます。
かなり年季が入っていますが、この夏、もう40代ですが、再び読んでみようかと思っています。
10代で読んだ時、歳を重ねて40代で読んだ時、きっとまた違った感想になるのではと思いながら。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子12歳)
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