生まれる病院で発達障害は5倍違う
「先生の病院で生まれた子に発達障害児がいない」--
関係者から聞かされた一言に著者である久保田医師は驚かされた。そしてあるデータを目にする。
福岡市立のある3施設で集計された統計データによると25年前に比べ発達障害児は20倍以上に増加していた。さらに生まれる病院によって発達障害児の発生率が5倍違ったことがわかった。その原因の一因は国が推奨してきた「カンガルーケア」と「完全母乳」にあると久保田医師は指摘する。実際、「カンガルーケア」と「完全母乳」が推奨されるようになった年と発達障害児が急増する年は一致していた。
「久保田産婦人科麻酔科医院」の開業から30年間、1万5000人を超える赤ちゃんを取り上げ、出産のゴッドハンドと言われる久保田医師が、現代の誤った出産常識を変えるために意を決して訴える警世の書である。
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