
ある日、森の動物村にのっぽのきりんさんがやってきてました。さるやりすやたぬきたちはみんな、きりんさんとおすもうやかくれんぼをして遊びたがりますが、きりんさんは、「足が折れては困りますので」、「首が長すぎて、すぐに見つかってしまいます」と、優しく、丁寧に答えます。そんな受け応えに、娘もにっこり。すぐに、優しいきりんさんが好きになりました。その夜、山火事があり、きりんさんは、みんなの命を救ってくれました。娘は、ますますきりんさんが大好きに!山火事の場面も、「バンビ」の絵本のような怖さや切迫感はなく、きりんさんの優しさが前面に出ているため、小さな子でも安心して読めます。娘は、「Jも、きりんさんに乗りたいなあ。お馬は乗ったことあるけど・・・。でも、きりんさんは背が高いから、どうやってみんな乗ったんだろう?きっと、お座布団を120センチ(!)積み上げたんだね。」と、自分でいろいろ想像しながら、きりんさんに乗ることを夢見ていました。そして、「どうやって、山火事が消えたんだろう?きっと、ぱんぷくんとのっぽくんが消してくれたんだね!」と、「しょうぼうじどうしゃじぷた」のお話とくっつけて読んでいたのが、かわいらしかったです。 (ガーリャさん 30代・ママ 女の子4歳)
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