ゆうくんはシートベルトがだいっきらい。シートベルトをしていると、せっかくのお出かけも楽しくありません。
そんなゆうくんに、ママがなにかを作ってくれました。真ん中にYの文字が入った青くてかっこいいハンドルです。そのハンドルを箱でつくった車につけたら、ドライブごっこのはじまりです。
「たいせつな たいせつな ゆうくん シートベルト ムギュウー。」
ママがゆうくんの後ろから腕でシートベルトをしてくれました。
「あれ? シートベルト ふ〜わ ふわ」
そのあとゆうくんの車に乗ってきた動物たちや妹にもつぎつぎに「シートベルト ムギュー」
なんてやさしい! なんてあんしん! なんてあったかいシートベルトなのでしょう。
運転手のゆうくんも、みんながシートベルトしている姿に、なんだかワクワクしてきたみたい。
そう、シートベルトは、体を守ってくれるやさしくてあんしんであったかいもの。
そんな風に感じられたら、きっとシートベルトが嫌いな気持ちも変わるかも?
絵のタッチや色合いからも、ママシートベルトのやさしさやあたたかさが伝わってきます。
シートベルトが苦手な子に届きますように。
(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
続きを読む