
「鳥たちの楽園」では、年に一度、それぞれの特技を披露するコンテストが開催されます。歌自慢やスピード自慢でエントリーする他の鳥たちを横目に、「自分には何ができるのだろう?」と思い悩んでいるのは、カラスのアトミ。
フクロウの 長 老ノイモスとの会話をきっかけに自信をつけ、勇気を出してコンテストへエントリーするのですが、アトミを待ち受けていたのは思いがけない結果だったのです…!
アトミのように「自信が持てないこと」は、大人であれ子どもであれ、多くの人にとって身近な経験。「自分ってちっぽけだなぁ」と感じているときに読めば、きっとアトミや長 老ノイモスの言葉が背中を押してくれ、少しだけフワッと前向きな気持ちが芽生えるはず。そして、もし周りに自信がもてず肩を落としている人がいたら、ぜひ一緒にページをめくって欲しい一冊です。
(福田貴子 絵本ナビライター)

鳥たちの楽園でコンテストが開催されます。カラスのアトミも出場を決意。でも彼には、華やかな歌声も、速く飛ぶ翼もありません。仲間たちの才能に圧倒され、自信を失っていくアトミを変えたのは、フクロウの長老・ノイモスの言葉でした……。自分には特別な何かがないと感じている子どもや大人たちに、「今のままで、じゅうぶん価値がある」と寄り添い、勇気をくれるあたたかな絵本。
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