
豊かな山の幸や人の絆に生かされた山里―浪江町津島。原発から遠く離れていながら、原発災害が大きく「帰れない山里」に。その中でわが家を解体した人々の無念の思い、山里の風景や文化を記録する取り組みを伝える。

東日本大震災から15年が経ちました。
津波、地震で壊された家々は様々な姿で、立ち直ってきました。
その一方で、家屋はそのままに残されているのに、住むことができない人たちがいます。
その状態を写真で突きつけられるとたまらない気持ちになりました。
放射能汚染から解放されるためには100年かかると言います。
15年経ったけれど、15年しか経っていないという不思議な感覚は、あと85年あるという絶望に変わります。
古くから暮らしていた家族と、戦後入植して暮らしを築き上げてきた開拓者の家族がいます。
朽ちていく住まいを自ら解体するという決断は痛恨の極みでしょう。
東日本大震災は、まだ終わっていないことを痛感させられた写真絵本です。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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