スペインのとある田舎の村に住む一人の男。
この男は、大好きな騎士道小説を読みあさるうちに、現実と物語の世界との区別がつかなくなってしまう。
そして、自分も世に名前を残すべく、騎士となってさすらいの旅に出ることに。ボロボロのよろいかぶとと、ロシナンテと名づけたやせ細った馬を用意し、自分には「ドン・キホーテ・ラ・マンチャ」という立派な名前をつけ、いざ出発!家を出て最初に見つけたのはおんぼろの宿屋。でも、ドン・キホーテにとっては立派なお城。
そこにいる人々は、彼にとっては王様やお姫様、そして豚飼いの吹く笛は優雅な楽隊の音楽に。しかしそんなドン・キホーテが出て行った家では、大変な騒ぎが起こっていた。
ドン・キホーテは一度家に戻ったものの、今度は近所に住む農夫のサンチョを家来として、再びさすらいの旅に出てしまう。そんな二人が巻き起こす数々のトラブル。おもしろおかしいだけではない、様々な感情を引き出させる傑作。
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