本書では「エモい」をキーワードに、たくさんの浮世絵を紹介しました。切なく儚い「きゅん」とする作品(第一章)、ドラマティックで「どきどき」する作品(第二章)、優雅で美しく「ほれぼれ」する作品(第三章)、季節や自然の情緒が「しみじみ」と感じられる作品(第四章)、神秘的で「ぞわぞわ」する作品(第五章)、ユーモラスで「にやにや」する作品(第六章)と、さまざまな「エモい」を通して、浮世絵の面白さを伝えています。
浮世絵に興味はあるものの、なんとなく難しそうに感じて“食わず嫌い”になっている人は少なくないでしょう。しかし、直感的に楽しむ見方があってもよいはずです。本書で浮世絵の「エモさ」に感動し、心を震わせていただければ幸いです。
(本書「はじめに」より)
浮世絵は、感情のタイムカプセル。
江戸時代の浮世絵師が込めた想いは、時を越えて、現代の私たちの心にも響く。
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