玉川上水は、江戸の人びとに飲み水・生活用水を届けるために、1653年に作られた上水道です。東京西部の羽村で多摩川の水を取水し、新宿の四谷大木戸まで、およそ43キロの距離でつながっています。羽村と四谷大木戸の高低差は92メートル。およそ1メートルでおよそ2ミリ下がるゆるやかなかたむきです。本書は、玉川上水の計画から工事のようす、江戸のまちへの配水のしくみと江戸の人びとのくらしぶりを紹介し、いま、多様な生き物がくらす東京の貴重な水と緑の道となっている玉川上水のようすを、美しい絵とわかりやすい文章で読者に届けます。子どもたちの学習の資料として、子どもからおとなまでが楽しめる絵本として、読み応えのある1冊です。
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