
ユニコーン親子が不思議な国々をめぐるファンタジックな本作品は、著者の娘さんが小学校5年生の時に絵本大賞への応募を目指して描いたというから驚き!…ですが、オリジナリティあふれるストーリー設定やユニークな言葉選びは、小学生ならではのものだなぁ、と合点がいきます。
水彩絵の具の優しい色合いと、細部まで描きこまれた丁寧な世界観にホッコリしつつ、おとうさんユニコーンをよみがえらせるために、一生懸命なユニコーン母子の姿にハラハラドキドキ。
さらに、「大切なひとを想うことで、未知の冒険へ一歩踏み出す勇気が湧いてくる」。…そんな深いメッセージ性もある一冊です。
(福田貴子 絵本ナビライター)

おとうさんユニコーンをよみがえらせるため、おかあさんユニコーンとこどもユニコーンは、不思議な国々をめぐる旅へ出発します。魔法のつえやヘビのネックレス、毒のバラ、天使や人魚の涙など、奇跡に必要な宝物を探す中で、ふたりは「大切なもの」の意味に気づいていきます。出会いと冒険を重ねながら、家族を想う気持ちが奇跡を起こす、やさしくあたたかなファンタジー絵本です。
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