単行本時、各紙誌絶賛!
2027年大河ドラマ「逆賊の幕臣」主人公――小栗忠順。
幕末に国の未来を照らさんとした鬼才の生涯を描く感動作。
黒船の来航により、あらゆる価値観が変化した幕末動乱期。
関税の重要性を誰ひとり認識していないこの時期に、
いち早くそこに気付き、諸外国を驚嘆せしめた男がいた。
家康の代から続く名門旗本の小栗上野介忠順。
武士でありながら、政治・経済の才覚を持つ忠順は、外国奉行や勘定奉行を歴任。
対照的な出自の勝海舟や将軍慶喜と対立しながらも、
幕府財政を再建するため、国内外を奔走する。
やがて訪れる混迷の世。誰もが目先の保身に走る中、
忠順は後の世に希望を残すべく奮闘する。
彼を突き動かすのは大切な妻との約束、
そして何より、三河譜代としての矜恃であった。
【目次】
序 章 許嫁の贈り物
第一章 遣米使節
第二章 対馬占拠
第三章 勘定奉行
第四章 改税約書
第五章 大政奉還
第六章 上州権田村
最終章 ネジの祈り
解説 東えりか
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