「活版印刷三日月堂」のほしおさなえが描く、
ちょっぴりふしぎで、あたたかい物語。
ものについた魂=「ものだま」の声が聞こえる少女たちが、町で起こる怪異現象を解決する「ものだま探偵団」番外編!
夏休みもおわり、5年生の鳥羽と七子は週に一度、ものだまのタマじいとフクサにせがまれて、縄文時代からいるというヒモロギ様に会いに通っている。同級生の律は、なぜ坂木町でだけものだまと話ができるのか、むかしはアンテナのような存在があり、ほかの土地でもものだまと話ができたのではないかと推理する。そして、ヒモロギ様はそのアンテナにあたる存在なのではないか…と。
ひいおばあさんの法事に出かけることになった七子。タマじいは、その町で生まれたというが、60年くらい前から、七子のひいおばあさんと話ができなくなったという。その町には「アンテナ」があったが、60年くらい前にそのアンテナが撤去されてしまったのではないかと推理した鳥羽も一緒に旅行に行くことに…。
坂木町を出てからは、タマじいの声もフクサのも聞こえない。捜査を進めるうちに、ふたりは小さな岩を見つける。そのまわりでだけ、ものだまの声を聞くことができた。ところが、電話をかけていて少し目をはなしたすきに、タマじいが姿を消し…? まさか、さらわれた?
坂木町を飛び出して、ものだま探偵団が大活躍!
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