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空から降ってくるものは、雨、雪、あられ……? 太平洋戦争中、日本人は北海道から沖縄まで、爆弾が降ってくる恐ろしい日々を体験しました。なぜそんなことに? 末期にあった沖縄での悲惨な地上戦と、東京を除く関東地方の空襲についてまとめ、明治時代からの近代日本の歩みを振り返りながら考えます。

シリーズ第2巻は、沖縄と東京以外の空襲被災地を語っています。
沖縄に関しては、それだけで大きなトピックになるので、これで知ったことにはならないのでしょうが、今なお沖縄県民を軽んじるような政府のご都合主義も、関連づけて考えさせられます。
それだけ、沖縄の人は日本軍にも翻弄されたのです。
本土内では、空襲被災地は東京だけではないことを実感しました。
この本に記載されている以外にも空襲はあったこと、記載されている時にも空襲があったことを見過ごしてはいけないと感じました。
明治から始まる戦争記録がありますが、歴史的な流れと背景を知ることの大切さを感じつつ、このシリーズの中心内容ではないと思いました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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