「おつきみパーティー」 ママの声

ふたごの男の子と女の子、はなはな　みんみ　のお話。

とにかく、絵が素敵。ほんわかとしたおしゃれな絵で、インテリアにもなりそうな絵です。
どのページからも『秋』の雰囲気が画面いっぱいに伝わってきて、とても季節を感じることができる絵本です。お月様がとても神秘的です。

ストーリーも素敵。うふふと微笑んでしまいます。ほんのり赤面の恋のお話。
くるみぱんのレシピが載っていたり、お手紙のページがあったり、娘にもツボな感じで、親子で大好きな1冊になりました。

可愛らしい小人と森の動物たちのお話です。

娘は今年、初めて好きな男の子が出来たようで、
この絵本の中に出てくる、りきた君の気持ちが
分かってか？真剣に読んでいました。

なかなか自分の気持ちを直接伝えられない場合は、
小人のキューピットがいてくれたら助かりますね。

おはなし会で、テーマがお月さまや収穫だったので、
この絵本も候補にあげていました。
絵もとっても素敵です。
きのこや落ち葉、野菊にすすきと色々な秋の風景が
出て、くるみパンのレシピも載っています♪
おつきさまの表情も素敵です。

娘は、すっかり気に入って、他のはなはなみんみのシリーズも
読んでみたいと言っていました。

春は誕生、夏は冒険ときて、秋は……恋。
お年頃の娘がじっくり読んでいました。

オバサンからすると、ちょーっとお節介のような気もするけど、子どもはウフフと漏らしてしまったみたい。
今回は、料理家になりたかったという画家の腕の見せ所。森の恵みで作るお菓子レシピが載っています。

とにかく森がきれい。メルヘン好きさんにはお薦めの正統派シリーズ。

『ははなはなみんみ物語』を読みたかったのですが、とりあえず絵本バージョンで。
四季それぞれのはなはなみんみのおはなし。
今作は秋。
小人の世界の双子、はなはな（男の子）とみんみ（女の子）、
両親のたけび（父）、ひいな（母）、祖父の白ひげじいさん。
みなみの森に秋がやってくると、小人達は冬支度に忙しいのです。
たけびは白ひげじいさんから昔はあった満月の夜のパーティーの話を聞き、
おつきみパーティーを企画します。
豊かな森の恵みが丁寧に描かれます。
素敵なパーティーの様子に、りすのカップルの恋模様も。
細かい描写があるので、読み聞かせというよりは、じっくりとページを進めたいです。
こんなオシャレなお月見もいいですね。