映画化もされているこの作品。
一般的には映画の方が有名でしょう。
しかし、映画だけを見たのでは、このお話の本当に面白いところは分からないんじゃないかな〜
と、この本を読んで思いました。
映画には出てこない、細かい設定の数々。
登場人物の過去や性格も、全てストーリーの大切な要素。
どうしてソフィーはおばあさんにされちゃったのか。
なぜ、ハウルは荒地の魔女と対立するようになったのか。
カルシファーとハウルの間にあった出来事の真相。
映画だけでは分からなかった、ハウルとソフィーを取り巻く全てがこれを読めば明らかに!
何よりも著者の、ファンタジーの世界は、本場ならではのもの。
謎だらけのお話、伏線につぐ伏線の嵐。
しかし、その全てがちゃんと解けてお話はハッピーエンドへ。
小学校高学年から大人まで、一生に一度は読んで損の無い作品です!!