大日本図書って、教科書とか、分厚い勉強の本を作っている所かと思っていました。
「小さい詩集」の1冊です。
もちろん工藤直子さんのファンの方なら、もうとっくにご存じ!の1冊だと思います。
先日「図書館と県民のつどい」という催しが、埼玉県内でありました。
今年初めて応募して、参加してきたのですが、特別講演できてくださった工藤直子さんのお話に感激してしまいました!!
2時間のお話が長かったような、短かったような…。泣いたり笑ったり楽しい時間を過ごさせていただきました。
(工藤先生、ありがとうございました!!)
そこで、工藤直子さんが自薦していらしたのが、この「あ・い・た・く・て」
題名は前から知っていましたが、どちらかというとかわいらしい詩が苦手だったので、手にしていませんでした。
こういうのを食わず嫌いって、言うんですね。
可愛くないわけではありませんが、ものすごく良かったです。
生活感っていうか、現実感があって、フワフワしたファンタジーのような詩ではなく、「生きて、感じて、実感できる」みたいな…。伝わりますか?
子どもたちにも紹介したいものはあるけれど、どちらかというと、小さな子たちより、中高生くらいの子どもたちに手渡したいなぁ、と思いました。