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うしとトッケビ」 ママの声

うしとトッケビ 作:イ・サンクォン
絵:ハン ビョンホ
訳:おおたけ きよみ
出版社:アートン
税込価格:\1,650
発行日:2004年03月
ISBN:9784901006675
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,164
みんなの声 総数 14
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  • 韓国絵本

    韓国絵本に興味があったのでこの絵本を選びました。登場したトッケビがとても可愛らしかったです。男の人の表情の変化もとても魅力的に描かれていました。ハンビョンホさんの絵がとても気に入りました。色が複雑で何色も重ね合わせて一つの色を作り出している所がとても良かったです。少し昔の韓国の人たちがどんな服を着ていたのかも興味が出る絵本だと思いました。ストーリーも面白いし、何度も読みたくなる絵本でした。

    投稿日:2008/07/08

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  • トッケビのお話

    トッケビとは韓国の、日本でいうところの妖怪?カッパ?鬼?のような存在とのこと。怖くはなく、少しマヌケで、けなげなのが特徴のようです。主人公のトルセに頼んで、トルセの大切な牛のおなかのなかに入れてもらったトッケビ。トッケビのお話には親切にすることが当たり前の心がいつもありますね。

    投稿日:2023/07/19

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  • おはなしに引き込まれました

    「トッケビ」という不思議な言葉に惹かれて手に取りました。トッケビとは韓国のおばけで、鬼や小さな悪魔のような感じのものでした。
    ある雪の日、トルセが牛を連れて帰る途中、術を使うのに必要なしっぽをかまれたトッケビが現れます。そして傷が治るまで牛のおなかで休ませることに。
    トッケビとトルセの会話の面白さと、迫力のある絵で、グイグイおはなしに引き込まれました。ちょっと長めの話でしたが、子どもたちも最後まで夢中で聞いていました。読み聞かせにもオススメです。

    投稿日:2014/12/02

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  • 魅力的な牛の表情に笑わせてもらいました

     韓国のたくさんのお話の中で、登場人物たちが、随分警戒し怖がっているのが、トッケビ。
     今回はトッケビが何をしたのだろうと、ワクワクしながら読みました。
     
     天涯孤独なトセルは、全財産をはたいて買った牛と一緒に薪売りをし、覇気のないその日暮らしの生活をしていました。
     ある冬の日、家路を急ぐトセルと牛の前に森の中から、助けを求めるトッケビが…。
     
     傷ついて術が使えなくなっているトッケビを、あろう事か牛のお腹の中にふた月もいれてやるなんて。
     これだから面白い。おもわず気持ちが前のめりになります。
     
     トッケビは入れてもらったお礼を守り、結果トセルは心ならずも仕事に精を出すようになるところが笑えます。
     
     やがて、ふた月を待たずして、不安になるほどの牛のお腹の膨張っぷり。
     「なでなでしたくなっちゃうね」と、我が息子。

     お腹の中からのトッケビの脱出劇に大笑い。
     義理堅く、礼儀正しいトッケビのおかげで、トセルの人生観も変わったようですね。
     今回のトッケビは、福をもたらしてくれた良いトッケビでした。
     
     日本の『天下一の馬』の翻案作品だそうですが、韓国の風土を感じながら楽しめた作品でした。
     お話は、時代・国を渡って、それぞれの風土に馴染むものに育っていくのでしょうね。
     ハン・ビョンホさんの絵は今回もユーモラスでした。
     たくさんの魅力的な牛の表情に笑わせてもらいました。

    投稿日:2009/11/05

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  • 日本の童話が韓国童話に影響

    韓国の絵本ということで手にしたのですが、読んでみて驚きました。

    私が大学時代に研究していた豊島与志雄の「天下一の馬」と酷似していたからです。

    トルセを甚兵衛、牛を馬、トッケビを悪魔に置き換えれば、「天下一の馬」になります。

    読みながら、私の頭の中で、「天下一の馬」は韓国の童話だった?それはすごい発見と思ったら、作者紹介と訳者解説でなぞがとけました。

    「天下一の馬」の翻案作品だったのですね。

    トルセは、けがをしたトッケビの子どもに頼まれて、トッケビの子どもを牛のお腹に入れて休養させてやります。

    馬よりも牛の方がお腹が大きくて、小さな子どもぐらいが入りそうではありますね。

    お腹の中に入るとことでは日本には「かえるをのんだととさん」がありますし、そこへ悪魔の子を入れるというのは、フランス文学を専攻していた豊島ならではの発想と思われます。

    トッケビは韓国では不思議な存在ということで、「うしとトッケビ」は韓国の昔話らしい感じに仕上がっていると思いました。

    日本では、豊島与志雄といっても、あまりご存知のない方も多いと思いますが、こんな風に韓国のお話の中で生かされていて、嬉しく思いました。

    この絵本を読んだことをきっかけに、豊島の「天下一の馬」に興味を持ってくれる人が増えるといいなと思いました。

    投稿日:2008/08/30

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  • ほのぼのとした韓国の絵本♪

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    韓国の絵本ということで、タイトルはいろんなところで目にして、ぜひ読んでみたいと思ってた絵本です!(意外にもレビューが少なくて、びっくりしました〜!)

    図書館で借りてきて置いておいたら、裏表紙に描かれた、ネコみたいな変な生き物=トッケビの姿を目ざとく見つけた次女が、読んでほしいと持ってきました。
    次女は、ネコ好きなので、興味をもったようです。

    国旗から、世界の国々に興味を持ち始めた次女は、扉のタイトルの下に書かれたハングル文字にも、好奇心を示してました〜!

    どんなお話なのだろう?と、私も次女もワクワクしながら読み始め、あっという間に、ほのぼのとした韓国の昔話に、惹き込まれていきました。

    飼い牛をとても大事にしてるトルセの人柄が魅力的で、ちょっと教訓めいたラストも、このトルセの言葉で語られてるからこそ、素直に頷けます。

    くまのプーさんのストーリーを思い出させる、のほほんとしたトッケビも、いい味出してました♪こんなオバケなら、ちょっと会ってみたいな〜(笑)。

    独特の絵も、美しいのにユーモラスで、とてもよかったです。

    大判なので、大勢の前で読むのにも向いていそうですね。
    2学期にぜひ、小学校での絵本読みボランティアで、使わせてもらおうと思います♪

    投稿日:2008/07/30

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  • 情けは人のためならず

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    困ってる人を助けることは、当たり前のようで勇気の要るものです。
    まして、人間ではなくおかしな生き物の言うことを信じて助けるのは、そうとうな決心が要りそうです。

    そんな純真なトルセですから、裏切られずに約束を果たしてもらえたのでしょうね。
    牛のことを何より心配して、本当にやさしいトルセです。

    絵がこのおはなしに合っていると思います。
    韓国を身近に感じられる絵本です。

    投稿日:2007/08/17

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  • 困っている人には惜しみない愛を。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子13歳、男の子9歳

    森の中から 突然姿を現した【トッケビ】
    どうやら 山に住む悪戯な悪魔の子供のようです。
    でも…しっぽに大怪我をしていて…

    自分の大切にしている牛のお腹を
    傷ついたトッケビに貸してあげるなんて
    …到底無理でしょ☆っていうお願いを
    快く引き受けた 主人公トルセの心意気にあっぱれです。
    「情けは人の為ならず」という言葉を思い出しました。

    投稿日:2007/01/07

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  • かわいそうなら、助けなきゃ!

    • NON×2さん
    • 30代
    • ママ
    • 愛媛県
    • 男の子8歳、女の子5歳

    日本も韓国も、絵本はいいなぁ。素敵な童話です。
    日本の作家、豊島与志雄の『天下一の馬』の翻案作品です。

    「トッケビ」?おかしな生き物。人間なのか、さるなのか見分けのつかない顔に、ひょろながい手足。黒っぽいけなみに、にょっきりはえた耳。小さなしっぽ。ねこのようでもあり、犬のようでもある、変わった生き物です。
    しっぽを犬にかまれて、術が使えないから家に帰れない。
    牛のお腹の中に2ヶ月いれてくれって。
    まきうりのトルセは、トッケビがかわいそうと思い承諾する。
    お礼に、牛を強くさせるお話です。
    トルセは大事な牛も心配。けれど、トッケビのことも心配。
    すごく、優しさの伝わる本です。

    「トッケビこぞうじゃなくても、たとえ こわい おばけでも、かわいそうなら たすけなきゃ」

    最後の文ですが、とても印象に残りました。優しい気持ち、いつまでも持っていて欲しい。助けを求める人がいれば、かわいそうな人がいれば、みんな助けてあげたいね。と親子で話しました。5歳の娘も、真剣に聞いてくれました。

    投稿日:2006/11/21

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  • 絵本にも、韓流ブーム?!

    • 1姫2太郎ママさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子11歳、男の子9歳、男の子1歳

    世の中「ヨン様ブーム」に「韓流ブーム」で、どうなのよー日本は・・・と思っていましたが、なかなかこのブームに乗ってしまうのもイイかも。だって韓国からの絵本が店頭に沢山並ぶようになったから。ドレドレと手にして見たら、日本の昔話のよう。イタヅラっつ子の「トッケビ」が怪我をして傷ついているので、かくまって欲しいと言います。トルセおじさんの大切にしている牛のおなかの中に!!!大切にしている牛の力を強くすることを条件に承諾します。でも約束の期日になっても、出てこないトッケビ。牛はおなかがどんどん膨れて・・・。小さい子から大人に至るまで分かりやすく、大切なことを諭してくれる本でした。

    投稿日:2005/03/23

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