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ちへいせんのみえるところ」 パパの声

ちへいせんのみえるところ 作:長 新太
出版社:絵本塾出版
税込価格:\1,980
発行日:2025年03月26日
ISBN:9784864842037
評価スコア 4.33
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  • ナンセンスの神様、降臨す

    • 夏の雨さん
    • 70代以上
    • パパ
    • 埼玉県

    絵本作家・長新太(ちょうしんた)さんは「ナンセンスの神様」という異名があるほどで、
     その作風は極めてユニークです。
     2005年6月に78歳で亡くなってから20年になりますが、今でも人気のあるのは、
     その面白さゆえだろう。
     2025年3月に出た『ちへいせんのみえるところ』は、
     はじめ1978年に刊行された作品の復刊もので、
     長さんの作品が決して古びない証(あかし)でもあります。

     表紙の絵でわかるように、どんよりした灰色の雲の下に広がる一面の草原。
     空と大地をわける、地平線。
     そこにひょっこり、「でました。」という一文がついて、
     顔をのぞかせたのは、男の子の顔。
     次のページの「でました。」では、ゾウの頭が。
     次の「でました。」では、ドーンと噴火している大きな火山。
     もうこのあたりからぐんぐんと、長さんの世界に引き込まれていきます。
     次から次で、地平線から出るはずもないものがでてきます。
     ページを開くたびに、子どもたちの歓声が聞こえてくるような絵本です。

     そして、おしまいは空いっぱいにひろがる、太陽の光。
     でも、これで終わるのではなく、長さんが最後にまた男の子の顔を出させます。
     太陽で終わるのが、長さんにとって、照れくさかったのかもしれません。

    投稿日:2025/05/18

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