「やさい だいすき」 パパの声

もともと、この作者の絵本が大好きなうちの子供。
同じ作者と知ってか知らずか、並べてある絵本から、すぐにこれを手に取って持ってきました。
特に凝った仕掛けがあるわけでもなく、意表をつく展開があるわけでもない、いたってシンプルな野菜のイラストのオンパレードです。
こちらも名前を言ったり言わなかったり、パラパラめくるだけでも楽しめるので、絵力があるのだなあと思います。

サントリー宣伝部時代の大ヒット「アンクルトリス」が懐かしい柳原　良平さんのファーストブック向けの絵本です。

登場する野菜に目、鼻、口があります。
パパは、まん丸の目、ママは、目をつむっていて、子供は、黒丸の目で描かれていて、実に親近感を感じさせる絵だと思います。
しかも、背景の色との調和が抜群に取れているので、色感で訴えてくる、そんな絵本だと思います。

最後には、沢山の野菜が登場して、みんなが笑って終わるのですが、これなら野菜が好きになってくれるのではないかと、期待が持てそうな気がします。
何度も読み聞かせをせがまれること必至の作品で、是非ファーストブックに加えて欲しい一冊としてオススメします。

たくさんの野菜達が大きく描かれていて
それぞれに表情があるのが可愛らしく、
シンプルな文章が添えられてます。
娘にはもっと早くに見せたかったのですが
柳原さんの絵に惹かれ、産まれたばかりの息子にも
後々見せたいなと思って購入しました。
娘が野菜を家族に当てはめるので４人家族用に
「 〜 よっつ」のページを作って欲しかったですね。

お気に入りの場面
娘：野菜の表情
僕：あなのあいたれんこん