原作が新美南吉氏とのこと
知らないなぁ・・・
と、詩を元に
脚色されたもののようです
解説を読むとよくわかり
頷いてしまいます
このおはなしは、「何か」が残るのです
私は、鯨の親子
まずは、子を逃がし、自分が盾になり
漁師達に向っていくー姿と
幸吉と父親の関係
その父親が亡くなった後の
幸吉と母親の会話に
じわじわと感動してしまいます
じわじわというのも
表現が未熟で申し訳ないのですが
「貧乏」な島であることが前提で
鯨が捕獲されると半年は裕福な生活が
補償されるのです
その代償というのが
幸吉の父の死
勇敢で、ものすごい働きだと思います
でも・・・
それは、幸吉にとって、望んだことではないはず
でも、島の人達は・・・
その様子に、どう受け止めればいいのでしょう
逆に鯨側から見れば
島に近付いたがために悲しい運命になったわけで
人間が生活をしていくということは
こういうことなんだろうか・・・
と、考えてしまうのです
対象年齢が難しい
小学中高学年から中学生でもいいように思います
もしかして、何も感じない子もいたりして!?