父と母の離婚をきっかけに横浜から母の田舎に引っ越し、そこでひどいいじめにあい、危うく命を落としそうになったアリサワレオン
中学3年として新学期を迎えるが、新たな問題に直面する・・・
いじめを乗り越えるのは一人では難しいことを痛いほど感じた主人公は、友人を信用することで自分の世界も広げられることを理解する
物語に登場する大人は子どもたちが目指したい姿もあれば、読んでいて腹か煮え繰り返るほどの卑劣さを備えた大人も出てきます
今現在もテレビの映像を通して、情けない大人の姿を目にする子どもたちの心は、未来とか将来に希望が持てるのだろうか・・・?
未来をに立っていく子どもたちだからこそ、大人はがんばっているんだよ、と言う姿を見せて行く意気込みみたいなものがもっと必要だと感じます
言葉でいう世よりもずっと難しいことですが、そんなことを言ってられない「危機感」を持っても良いのではないでしょうか・・・
相手の気持に同苦すると言う事で、小学校高学年以上に読んでもらいたいお話です