笑い爆発の絵本でした。みんなぺろぺろぺろといろいろなものをなめていますが、舌が異様にでかい。そして長い(笑)
ぞうがバナナをなめたり、かいじゅうがアイスクリームをなめたりしているのは、美味しそうだけど、はたして舟をなめているタコは、美味しいのかな?どんな味がするのかな?なんて思わず考えこんじゃいました。くつややまにも舌があるんですもの、長新太さんの発想にはいつも驚かされます。
でもこの絵本は、ストレートに「ぺろぺろぺろ」なんですね。理屈じゃない。
おかあさんが、あかちゃんに「ぺろぺろぺろ」していたり、あかちゃんがお返しにおかあさんに「ぺろぺろぺろ」していたりするところを見ると、大好きなものにみんな「ぺろぺろぺろ」しているのかな?最後に、あかちゃんに「ぺろぺろぺろ」されているおかあさんの笑顔がなんとも言えず、素敵なんですよね。おかあさんにぎゅっとだきしめられたあかちゃんも幸せそうです。