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岩波少年文庫 ランサム・サーガ(10) 女海賊の島(上)自信を持っておすすめしたい みんなの声

岩波少年文庫 ランサム・サーガ(10) 女海賊の島(上) 作:アーサー・ランサム
訳:神宮 輝夫
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\836
発行日:2014年10月30日
ISBN:9784001141887
評価スコア 4
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  • 『ヤマネコ号』の冒険の続き

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子16歳

    おなじみ『ヤマネコ号』での冒険物語のおはなしです。
    シリーズ3作目の『ヤマネコ号の冒険』の直接の続きです。
    このシリーズは『ランサム・サーガ』シリーズの中でもちょっと異質のもので、
    彼らとアマゾン海賊の二人のおじにして、キャプテン・フリントが、よもやま話に想像した“とびっきり素敵な冒険物語”のシリーズであります。
    (つまり、物語の中の主人公たちが考えた実にリアルっぽい物語。なのだと、私は受け止めています。ただ、この考え方は人それぞれで、『ランサム・サーガ』シリーズの中でもあまり好感を持てないファンも多いそうです)

    さて、舞台は(たぶん香港にほど近い)中国大陸海岸のどこかという設定です。
    出だしの第2章で、子どもたちの乗っていた『ヤマネコ号』はサルのジパーのいたずらによる引火で、爆発を起こして沈没!それぞれツバメ号・アマゾン号に乗って逃げ出しますが、夜の海で双方をつなぐロープが切れてしまい、2隻はバラバラに……。
    初めからドキドキするスタートです。
    そしてこどもたちが初めは別々に個々の状況によって漂着した先は、
    女海賊「ミス・リー(ミスィー・リー)が治めている海賊家業をしている島でした!

    上巻はどちらかというと、この「ミス・リー」に出会うまでのおはなしで、ツバメ号のウォーカー4きょうだい、アマゾン海賊の二人とキャプテン・フリントのどりらにもドキドキするシーンはありますが、キャプテン・フリントという大人が一緒なので、いつもの彼らの冒険に比べると、子どもたちだけの意表を突くような勢いにはやや欠けるかな?という印象です。

    この物語のキーマンはティティ(とオウムのポリー)とロジャ(と「サルのジパー)のコンビです。
    キャプテン・フリントが『ヤマネコ号』の物語のベースを作り、そこに想像力をフル回転して肉付けした中心人物がティティ。こう考えると、新しい楽しみ方ができませんか?
    この上巻で、特に個人的に面白かったのは、第7章の「サルの影」でした。このときのロジャとティティの様子はとても楽しいです。(必見!)

    小学校の高学年から、中高生の方に特におすすめします。

    投稿日:2016/04/17

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