「森の郵便局のものがたり1 ぽすくまと郵便屋さん」 ２歳のお子さんに読んだ みんなの声

とっても期待していたのですが、正直、かなり期待外れなストーリーでした。
1ページ目の一文通り、本当に、ただの「ぽすくまの子どものころのお話。」で、それ以上でもそれ以下でもなく、なーんの感想も抱かない…

絵は可愛いのに、「1回読めば充分」で、何度でも読みたいとはならない感じ。

子どもに1000冊以上の絵本を1万回以上読み聞かせしてきましたが、そんな絵本大好きな息子が何故か「もう1回！」と言わない珍しい本でした。

私も、これを読んでも「手紙を書いてみたいな」「郵便屋さん、ありがとう」「手紙を書いてよかったね」「喜んでもらえてよかったね」「また手紙書きたいな」といった想いが全く浮かばない…

文字数の割に中身がないというか。
期待しすぎたのかな?？
フリーペーパーだから仕方ないのか。

これを読んでもぽすくまに対して何の印象も抱かない…
キャラクターの魅力を伝えたかったのか、郵便屋さんの魅力を伝えたかったのか、手紙で想いを伝えることの良さを伝えたかったのか…？
この1冊を通して何が伝えたかったのかわからず、読んでむしろモヤモヤしています。

2歳の息子と0歳の娘に読みました。
お話はまだ難しいですが、絵が可愛いので2人ともじっと眺めて最後まで楽しんでいました。
特に最近話しはじめた息子は、私の音読にあわせて一生懸命シャドーイングしたり、イラストでわかるものは指差しして名前を言ったり。
後日お散歩中にポストを見かけたときには「ぽちゅと」「ぽちゅくま」と繰り返し話していて嬉しかったです。
自分も手紙をポストにいれたい！とやる気まんまんだったので、後日家でかいたお絵描きを自分宛に送ると、ポストに入れた絵が自分の家に戻ってきたことに小さいながらも感動していました。長く読める内容なので、これからも繰り返し楽しませていただきます。

なかなか会えないおばあちゃんに、手紙を書くきっかけになりました。テレビ電話で簡単にコミュニケーション が取れる時代に、伝えたいことを考えて、まとめて、送るという気持ちのこもった作業は、印象に残っていいですよね。郵便屋さんに憧れる姿も書かれており、内容は盛りだくさんな印象ですが、2歳の子も最後まで聞いていました。