子どもたちの遊びの姿をいろいろ描いているはたこうしろうさん。
今作も、子どもたちが遊ぶ姿満載なのですが、
遊び場が消えていく様子も描かれ、ちょっとした問題提起の作品となっています。
異年齢の子どもたちがたくさん川遊びをしているところからスタート。
ところが、大人の事情であそべなくなり、別の場所を探したのに、
また遊べなくなり。
遊び場所を求めてさまよい子どもたち。
結局ゲームに追い込んでるのは、大人たちだと痛感させられます。
でも、やっぱり、本能的に、子どもたちは自然の中でのびのび遊ぶことが楽しいことを知っているのですね。
遊ぶ楽しさを満喫している表情が実にいいです。
小学生くらいから、せめて疑似体験させてあげたいです。