金のにわとり」 てんぐざるさんの声

金のにわとり 文:アレクサンドル・セルゲーエヴィチ・プーシ
出版社:創風社
税込価格:\1,540
発行日:1990年04月
ISBN:9784915659331
評価スコア 4
評価ランキング 33,685
みんなの声 総数 1
「金のにわとり」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • 横暴な王の姿。

    • てんぐざるさん
    • 50代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子22歳、女の子17歳

    このお話について邦訳者の斎藤公子さんが後書きをお書きになっているので、ぜひ、そこまで読んでいただきたいなと思いました。

    プーシキンといえば、代表作は「きんいろのさかな」でしょう。日本でも絵本や紙芝居、昔話の語りとして聞いたことのある人は多いと思います。
    このおはなしのタイトルにも“金の”がついたにわとりですね。
    この色に関しても何か理由がるかもしれません。

    大雑把に言うと、とても横暴な王様が納める国のお話しでした。
    自分の息子が死んでいる横で、美しい女のとりこになるなんて、人間としてどうよ!と、読んでいてむかむかしました。

    絵はゾートフなので、1ページ1ページ、帝国時代のロシアの世界を満喫できます。
    プーシキンが生きた時代の、ロシア帝国の王のあり方が見えてくる物語なのかなと、思いました。

    読み聞かせに使うにはちょっと考えてしまいますが、ロシアの絵本を紹介する機会があったら、ぜひこの本も子どもたちに紹介してみたいです。
    (紹介するなら小学校高学年以上)

    投稿日:2017/12/26

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「金のにわとり」のみんなの声を見る

「金のにわとり」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(1人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット