『かくれているよ海のなか』が素敵だったので、こちらも。
題名の通り、海の生き物たちの誕生の様子をたっぷり収めた写真絵本。
もちろん、誕生の様子は神々しく、感動的ですが、
卵を守る両親の姿も素晴らしいです。
特に、お父さんが主にかっこいいです。
口の中で、という光景もあり、生き残る(!)知恵を体感できます。
水中写真家による正確でクリアなアングルは貴重です。
何より、海の生き物たちへの温かいまなざしまで感じられます。
作者の、不思議、感動の気持ちが読者も揺さぶります。
小学生くらいから、成長へのエールをいっぱい感じられると思います。