たぬきに育てられたあずきまる達。
「食べられるなら、ぼく達に似ているそっくりさんがいいな」
そう夢見ながら、ピカピカでつやつやの立派なあずきに育ちました。
あずきまるとそっくりではないけれど、どうしても食べたいたぬきは考えをこらして…?
一生懸命頑張って育てたのに「そっくりさんに食べられたいから、あなたは無理!」じゃ、いくらなんでもたぬきさんもかわいそうすぎますよね(笑)
でも、そんなことにはへこたれないたぬきさん。
友達のミヨちゃんの助けを借りて、見事あずきまる達を食べることに成功します。
その方法とは、読んでみてのお楽しみ。
もうひとつの見どころは、あずきまる達のおいしそうな様子。
あずきがあんこになっていく過程は、缶詰め状態のあんこしか見たことがない子供達にも勉強になるのでは?
この絵本を読めば、あずきを使った和菓子が食べたくなること間違いなし!?