ヘンゼルとグレーテル グリム兄弟の童話から」 てんぐざるさんの声

ヘンゼルとグレーテル グリム兄弟の童話から 絵:カトリーン・ブラント
訳:藤本 朝巳
出版社:平凡社
税込価格:\1,650
発行日:2010年03月
ISBN:9784582834598
評価スコア 3.83
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みんなの声 総数 5
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  • ドイツでは有名な絵本作家さん

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    2010年に新しく出た「ヘンゼルとグレーテル」です。
    内容はほぼグリム童話の直訳と思える文章でした。
    カトリー・ブラントの絵は、いかにもヨーロッパの貧しい国の子どもという感じがにじみ出ていて、印象的でした。

    自分が子どもの初めて読んだ「ヘンゼルとグレーテル」はきらびやかで、美味しそうなカラフルなお菓子の家でしたが、
    こちらの絵本では、それほど美味しそうには見えませんでした。
    ただ、「食べるものがほとんどない」状態の子どもたちにとっては、ひどく美味しいものだったんでしょうね〜。

    気になったのはこの絵本に登場する魔女は、優しそうな振りをしていて、実は「子どもを食べる悪い魔女」という設定にしては、ちっとも意地悪く見えないし、怖そうにも見えなかったのが残念でした。

    絵本の全編を通して、バックのベースが黒。文章が白字で書かれているので、字が浮き立っていて、文章が多い割に、意外と読みやすかったです。

    「ヘンゼルとグレーテル」は声に出して読むと結構長いので、
    あまり低学年のお子さんに読んであげると、途中で飽きてしまうかもしれません。
    読み語りなら、小学校の中学年以上にお薦めです。

    ちなみにこの絵本のカトリーン・ブラントさんは、ドイツで絵本作家としてはとても有名な方のようです。
    それから、もうひとつ。
    この絵本の訳者は、最近知った素敵な絵本「お父さんの庭」を訳された方でした。あちらの絵本もとても素敵なので、まだ知らない方はぜひ、読んでください。、

    投稿日:2010/06/21

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