“自分の欲”?それとも“大切な人の幸せ”?
しんかんくんシリーズの中でも、結構奥の深いストーリーだなと思います。
クリスマスプレゼントに、大切な人の欲しいものをお願いしようとしているかんたろう。でもしんかんくんは、自分の欲しいものを諦めきれません。
葛藤の中で、お寿司屋さんにアドバイスをもらい、しんかんくんは、ひとまず「みんなを喜ばせる」ことをしてみることにしました。
しんかんくんのような心情は、子供にはみんなあるものだと思います。
そしてかんたろうは、まるで親のよう(^^)
2人のバランスが、やっぱり絶妙で、この絵本一冊から、いろんな『感情』を学べる気がしますね。