おおかみと七ひきのこやぎのお話は色々出ていますが、ここまで本格的なものを娘に読んだのは初めてでした。
知っているお話のはずなのに、娘は微動だにせず聞き入っていました。
絵も迫力があって、決して子供受けする絵ではありませんが、それでも長い間読みつがれてきたことだけあって、お話の中にぐいぐいと引き込まれていきました。
ただ最後、
「おおかみ しんだ!
おおかみ しんだ!」
と皆で嬉しさのあまり踊りだすというのは、ちょっと読みながらどうしていいのか分からなくなってしまいました。
いくらおおかみが悪くても、あからさまに死んだことを大喜びするのは・・・と思ってしまいます。
でも、厳しくても本当のお話を知っておくことが大切なのかもしれませんね。